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読書による気づき~1日を27時間にする思考法

時間管理の専門家、石川和男さん著「1日を27時間にする思考法」を読みました。

石川和男さんといえば会社員でありながらセミナー講師や税理士など5つの仕事をこなしていることに加えプライベートの時間もしっかり楽しんでいるスーパーな人です。
以前、著書である「会社員として生きる」で感銘を受けました。

さて、会社員をしていると1日の多くの時間を仕事に充てることになります。
定時を過ぎても残って仕事をしている、予め予定があっても仕事が入ってしまったら仕事優先、それが当たり前であり、美徳とも捉えられるというのが日本の社会の慣習であったように思います。

それがコロナ禍により大きく変わりました。
リモートワークなどにより時間にしばられない働き方が普及した結果、長時間働くことよりも短時間で効率良く成果を出すことが評価されるような社会にシフトしつつあります。
これはAI時代の到来における働き方にも通ずるものであることは明白です。

こうした中、本書ではビジネスパーソンが生き残るために2つの要素が必要としています。それは「仕事のスピードを上げること」、「心が満たされていること(マインドセット)」。
仕事に振り回されながら人生を歩んでいたら病気になって何もできなくなってしまいますね。
当然心は満たされません。

自分の時間は自分で選ぶことができる、時間は自分で管理するものだという意識を持つ。

1日を27時間にする思考法

他人に時間を支配されることなく自分で選ぶ、管理することが大切であること。
このことが一番の気づきでした。
今まで行きたくもない飲み会に仕事の一環だからと思って行っていました。
仕事だからといって本当は優先させたいものを犠牲にしていました。

しかし、コロナ禍がそうした時間の使い方に疑問を呈したように思います。
不自由なマスク生活、一方で時間の使い方は自由になったと感じます。

よく使われる余暇という言葉がありますが、何か余った時間を使って自由を得るように感じます。
自分軸で時間を管理できるのであれば余暇という言葉は無縁なものとなりそうです。

組織に所属しながらも自分の時間をしっかり自分で管理することに取り組みたいと思います。


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