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売らない店舗

近年、日本でいうならAmazonや楽天、ヤフー、ZOZOTOWNに代表されるECサイトからの商品購入が大きく広まってきました   


ECサイトからの購入のメリットとして

・どこでも買い物できる
・24時間365日営業できる
・販売員が必要ない
・最安値で商品購入ができる(諸コストが抑えれるため)
・日本中がマーケットになる
・外国語対応すれば、世界中がマーケットになる


ECサイトからの購入のデメリットとして

・実際に見て確認することができない
・配送に時間がかかる
・対応マーケットがそれぞれのECサイトで広いのでライバルが多い
・ECサイトへの集客が難しい


このように、メリットとデメリットをあげましたが店側の目線と消費者目線でそれぞれあがってきます



では、売らない店舗という考え方についてですが実店舗をショールームとして考えるという事になります

・店舗に在庫を置かなくて済む
・店舗運営に必要な従業員数が減り、人権費の削減になる
・実際の生活シーンをリアルにイメージする

この辺りがショールームにした際に頭に浮かんできやすい内容だと思います


アメリカでは、トイザラスがどの程度顧客が商品の前に立って、手に取ったかをカメラと人工知能で計測して商品の製造元に課金をするというモデルを採用して今年の秋のホリデー商戦に復帰します   これは、なにかというと、スマホで様々なサイトを見ているとバナー広告が流れていますが、これを表示するだけでお金がかかりそこからクリックがあると更に課金されるというモデルと同じと考えれば分かりやすいと思います  日本ではまだ深く議論されていないショールーム化してどのように稼ぐかという点は論がこれからどんどん進んでいくでしょう   


ショールーム化➡︎リアル店舗の小型化➡︎店舗費用削減


これが簡単な図式です

売らない店舗は、ショールーム化を進めECサイトで補えない点を補いつつより小売店側も利益を出し、消費者側にも価格という面で還元できる非常に合理的なビジネスモデルだと思います    しかし、ショールーム化することで小売店の雇用は減りますし、流通が多くなれば運送業の雇用は単純に増えるのかといった今度は働く労働者の問題も出てきます


今後の小売店の在り方には注目です





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