巣籠もり生活で糸が切れた私が子供から学ぶこと

子供たちが保育園に行かなくなって、数週間。

部屋はどんどん散らかるし、仕事ははかどらないし、ご飯は3食作らないといけないし、自分の時間はゼロになるし…
で私は知らぬまにストレスが溜まりまくっていたようです。

子供とこんなにゆっくり過ごせることもないし、とそれほど窮屈に思っていたわけではなかったのですが、その瞬間はある日突然訪れたのです。

自宅で二人の子供を見ながら仕事をした平日がやっと終わり夫も仕事が休みの週末。久しぶりに朝バタバタせずに済むなぁ、とぼんやり思っていたら夫が歯医者の予約を朝からしていたことが発覚。

朝食を済ませたらバタバタと出かけていってしまいました。
あーあーと思いながら、洗濯や片付けをしていたのですが、その日に限って子供がぐすぐずぐず。

結局バタバタの朝を過ごし、ようやく夫が帰宅。
そして子供達を外に連れ出してくれました。


平日になかなかできなかった掃除機もかけたいな、と思ったけれど床は子供のものでぐちゃぐちゃ。まぁ多少おもちゃが散らかったままでも取り合えずかけちゃえ!と掃除機に手を伸ばした瞬間、部屋の床に散らばった夫の荷物や服が目に入ったのです。

ぷちーーーーーーーん!!!!!

何かの糸が切れ、夫の荷物を蹴散らしていました。
子供が部屋を散らかすのは仕方ない、子供達も我慢してるしのびのびしたいだろう。
でも、大人の夫はせめて家事の邪魔をしないでほしい!
そして怒りに包まれている私は朝イチに歯医者を入れたこと、歯医者ギリギリまでくつろいでいたこと(せめて食器くらい洗ってからいってくれ!)、などなど過去ちょっとイラッとしたことが走馬灯のように駆け巡ってきたのです。

そして誰もいない部屋で暴れたあと、我にかえりゾッとしました。こんなにストレスが溜まっていたなんて気が付かなかった。
そしてストレスが溜まっていたとはいえ、自分の醜態にがっかりしたのです。

これからお家生活はまだまだ続くのに、今からこんなんじゃヤバイ!気持ちを逃がす方法を見つけないと…

そんなことを思った数日後。
休憩しながら子供達を眺めているとぐちゃぐちゃのテーブルの上でお人形遊びやお絵かきを楽しみ、食べ物が落ちた床で転がり二人で遊んでいました。

ここにこれがあると邪魔だし、何もできない。
汚れていると気分が悪いから遊べない。

子供たちには、そんな概念はないんだなー。とふと思ったのです。
私って固定観念に囚われまくっているんだなぁ。
それがなかったら、この間みたいにイライラしたり爆発することって少ないんだろうなー。

そう思って散らかった部屋を見ると、あのときのように嫌な光景には思えなかったのです。

これからずっとそう思えるかは、正直自信がありませんが子供たちのように振る舞えれば、もっと楽しい時間を過ごせるだろうなと気づかされました。

日々努力ですが、こうじゃなきゃ!から脱出できるといいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?