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「精神的こどおば」からの脱却

皆さんは「こどおば」「こどおじ」この言葉を聞いたことはありますか?
最近youtubeやTwitter上でも話題に上がるこの言葉。
一般的に子供部屋おばさん、おじさんの略称で、実家の子供部屋に住み、家事は両親にしてもらう。働いているにも関わらず家に生活費を入れない(働いている人云々は微妙な線引きではありますが・・)
私は今までこの話題を自分とは全く関係ない世界線の話として聞いていた。
私は1人暮らしをして、生活費は自分で賄い、貯金までしているからだ。

しかし、最近もしかして自分は物理的にはこどおばではないけれど、「精神的」にはこどおばなのではないか?そんな思いが芽生えた。

第一に私の家族は一般的な家庭より相当仲がいい。
毎日家族ラインは動くし、母は1人暮らしをしている私の家に月に1回は必ず来てくれる。(ここでお小遣いはもらっていない)
長期休みの時は前後に有休を繋げて、なるべく長く実家に帰省する。
そして自分の部屋があるにも関わらず、母のベッドでくっつきながら寝る。
父も帰省している時はキングサイズのベッドに家族3人でくっつきながら寝る始末。
(弟は絶対に入らない。脱こどおじに成功している)

毎日母には電話する。
帰り道の途中、お風呂に入りながら。用件はないのですが、昼ご飯の食べたものや、最近楽しかったこと、今日のメイクが可愛い時はビデオ通話にする。

実家に帰ると、毎日家から最寄り駅まで送り迎えをしてもらう。
学生の時から母はそうしてくれたので、自分としては違和感はなかった。
終電過ぎた1時過ぎでも、既にお風呂に入った後でも、迎えにきてくれる。
そして、私は呑気に夜食でマクドでも買っとく?などと聞いていた。

が、この話を友人にした時に、割と真剣に引かれてしまった。
そこで初めて「私は家族仲がいいのではなくて、親離れできていないのでは?」こんな疑念が生まれた。

そして、私のようなタイプは見えないだけで沢山いるはずだ。
むしろ、両親仲良く、親に愛されている私は幸せものだ、表現はよろしくないが「親ガチャ大成功だ」とまで思っていた。
そのため、「家族仲」と「依存」の線引きが難しいのだ。
そして私のような物理的には自立している場合、たちが悪い。
物理的なこどおばは仕事や一人暮らしを始めれば、大体はこどおば問題は解消するでしょう。
しかし、精神的なこどおばの場合、自分自身のマインドを変えていくところから始めないといけない。

何となく、こどおば問題って、むしろ私のケースも多いのでは?と思い記事にしてみました。

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