自分自身の卓越性を探していくうえで行き詰まったら、いろいろな人の卓越性を考えることが、参考となるはずです。

【コラム　卓越性を挙げてみる】

ドラッカーの読書会で、雑談の中で、よく「なんであいつはこんなこともできないんだ……と感じることは、きっとあなたの強みです」とお伝えしています。
他人のことはよく見えるけど、自分のことは自分が一番良く知らない、というわけです。

何気なくお伝えしていましたが、今回この引用部分を改めて読んで、わたしの原点はここだったのか！！　とびっくりしました。

佐藤等先生が率いる「実践するマネジメント読書会®」には、読書会を運営するファシリテーターがおり、随時養成講座も開催されています。
その養成講座の初級の課題図書でもある思考編、何度もいろんな場面でお世話になっているのです( *´艸｀)

自分自身と向き合うこと、正直煮つまってしまいます(;^_^A
とはいえ、自分自身と向き合うことだけが手段ではありません。
周囲の人たちが、直接的にでも間接的にでもいろんなことを教えてくれます。
誰かの行動を見て「すごいなぁ！！」と感じることがあれば、ご自身的にはあまり得意じゃないやり方なのでしょう。
あくまでも、得意なやり方ではないだけで、不得意な仕事・作業、というわけではないですよ！！
やり方を工夫すれば、きっとできますから、落ち込まないでくださいね(>_<)

『ドラッカー流 「フィードバック」手帳』 （井坂康志・フィードバック手帳研究会 著　かんき出版）を使って、ご自身の強みを探ってみませんか？

著者の井坂康志先生はドラッカー関連の書籍にたくさん関与されている方です。
ほとんどの著作を翻訳された上田惇生先生とはまた違う視点で、ドラッカー先生の言葉を伝えてくれている感じがします。
毎日やりたいことができているか、できなかったのはなぜか、やりたいことを継続するためにどんな工夫をするか、誰かに声をかけてもらえた強みの原石を記録していきます。
毎日少しずつ自分と向き合う時間をつくる、というのも習慣化していきたいですよね。
エッセンシャル・マネジメント・スクール（EMS）公認ファシリテーターも担っていらっしゃるので、参加されてみてはいかがですか♪

『ドラッカー流 「フィードバック」手帳』 読んで実践されている方のブログ記事ご紹介します♪
こういう記録をとるときは、動詞で終わらせると行動に移しやすくなりますよ(*'ω'*)

ひとりぼっちではないから、成長できます。
ひとりぼっちではないから、他人と比べてしまいます。
ひとりぼっちではないから、ともに成長することができます。

成長するために努力できるのは、自分だけです。
成長できたことを実感できるのは、周囲に見てくれている人がいるからです。
成長するから、自分のため、他の方のためにできることが増えていきます。

誰でもお互いに、誰かの役に立てていると思いながら毎日過ごせるようになったらいいなぁ、と思います。
役に立てない人もいないし、できることがない人もいません。

自分のことを誰よりもわかっている人は、そう多くはないでしょう。
自分が周囲の方々から、どう思われているかを正確にわかっている方も、そう多くはいないでしょう。

まずは、周囲の人の「良いとこ探し」をお勧めします( *´艸｀)

もしそのなかで「なんでこんなこともできないんだ……」と思うことがあったら、そこはあなたの強みに通じるところかもしれません。
当たり前にできてしまうから、周囲の人のできないところに目が行ってしまうんですよね。
そのまま言葉にして相手に伝えずに(;^_^A　自分の強みとして深堀してみましょう。

あなたは自身の強みを言語化できますか？
周囲の人に対して「ここがすごいな！！」と感じるところをあげることはできますか？
周囲の人に対して「どうしてこんなことも……」と感じてしまうところはありますか？
周囲の人の良いところを伸ばすために、あなたは何をしますか？

『実践するドラッカー【思考編】』　
chapter２　成長するために　p60　#22

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→　#23

実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、５つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が１セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか？

【思考編】は、あなたが成長し続けるためにはどのような思考が必要なのか、成果を出すための考え方がまとめられています。