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どんな満足を満たせるかも大事ですが、本当に満たすべき相手は誰かを熟考してみてください!![利益とは何か #23]

いかなる組織といえども、顧客に聞かなければ、何を成果とすべきかはわからない。ただし、顧客という言葉の定義は厳格でなくてよい。顧客とは満足させるべき相手である。顧客を満足させられなければ成果はない。企業ならば、時を経ずして倒産するだけのことである。

経営者に贈る5つの質問[第2版]
序章 なぜ5つの質問が必要なのか? p21より


ドラッカー先生が40年以上使い続けてきた5つの質問
1,われわれのミッションは何か
2,われわれの顧客は誰か
3,顧客にとっての価値は何か
4,われわれにとっての成果は何か
5,われわれの計画は何か
を、事業編と合わせて紐解いています。

前回まで「chapter2 われわれのミッションは何か」ということで、質問1について、今回から「chapter3 われわれの顧客は誰か 顧客にとっての価値は何か」に移ります。
5つの質問では、2・3番目を読み進めていきます。

事業編の「chapter2 顧客が事業である」と「chapter3 マーケティングを問い直す」と一緒により深堀できると思います。
(公開時点では「chapter2 顧客が事業である」と並行で進行中です♪)


翻訳本だと読みにくい、という方もいらっしゃるかも?(わたしもそうでした(;^_^A)ということで『ドラッカー5つの質問』 (山下淳一郎 著 あさ出版)のご紹介です。

ドラッカー先生が大の親日家であっても、1冊に盛り込む事例の大半を日本の企業とすることは難しいでしょう(-_-;)
では、日本でドラッカー先生の理論を基軸にコンサルタントを行っている企業のトップのお話を読んでみませんか♪
事例と、5つの質問をより深堀するための問いがセットで全体に散りばめられています。
ご自身の事業がうまくいっているのであれば特に!! そのタイミングでこの5つの質問に取り組んでください。
うまくいかなくなってから考えられることではありません。
うまくいっているなぁ、と感じたら、5つの質問に応えるタイミングです。
実は、本当に事業を届けるべき相手に届いていなかった、なんてことも見えてくるかもしれません、


顧客が見えない……。
良く聞かれるお話です。
自ら手をかける業務は、直接顧客に届くものではない、内部業務である、クレーム処理ばかりで誰のためになっているのかわからない……。
顧客と面と向かって感謝されることがなければ、顧客のためとなっていないのか、ということではありません。

あなたは誰のために業務をしているのでしょう。
直接的には、営業さんの補助業務です、という方であれば、営業さんの手伝いが適切に進めることができて、営業さんの時間が顧客のために使われる割合を増やすことができたなら、それは組織にとっての顧客のためになすべきことができている状態です!!
あなたにとっての営業さんは、満足させるべき相手です。
顧客として考えてもよいかも♪ なんて思えませんか( *´艸`)

あなたの組織・事業にとって、満足させるべき相手は誰ですか?
あなたにとって、満足させるべき相手は誰ですか?
あなたがもたらした満足は、何をもたらしますか?


実践するドラッカー【利益とは何か】』 
chapter3 われわれの顧客は誰か 顧客にとっての価値は何か p60 #23


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実践するドラッカーシリーズは、膨大な数のドラッカー先生の言葉を選りすぐり、5つのテーマ別にまとめられた書籍です。
編著者の佐藤等先生は、札幌を中心に全国各地でドラッカーの書籍を中心に読書会を開催されてきました。
ドラッカー先生の言葉と佐藤先生の解説が1セット、そこかしこに「今のあなた」に必要な言葉が散りばめられています。
佐藤先生の解説は、ぜひそれぞれの書籍で確認してください(*^ω^*)
ここではわたしが感じたことをお伝えしていきます。
自ら考え、決定し、行動するあなたのためのドラッカー、一緒に探してみませんか?

[利益とは何か]は、ミッションからスタートする<5つの質問>というツールを使いこなせるようになることを目的に書かれています。

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