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【RIZIN大晦日アイドル祭!】ガチ恋しないように気をつけないといけない

 みなさんこんばんは、ふちりんです。去る12月31日、「RIZIN大晦日アイドル祭!in 格闘技EXPO 2022」というイベントに行ってきたので、その日の日記を書くことにします。入場無料・観覧無料・撮影可能のイベントだったし、近場のさいたまスーパーアリーナで催されるとのことだったので、行くことにしました。

 最近わけあってすこぶる貧しいので、交通費があまりかからない無料のイベントにばかり行っており、アイドルたちには「お前さいたまで催される無銭イベントにしか来ないな」と思われていそうです。すみません。そのうちお財布の中身に人並みの余裕ができたら、都内のチケット代3,000円くらいの対バンイベントにも遊びに行きたいと思っています。

RIZINのHPより。大晦日アイドル祭!の概要

 この日のライブには10組のアイドルグループが出演します。1組目のBANZAI JAPANのライブは16時から始まるとのことだったので、余裕をもって15時には着くように、14時に自宅を出ました。日課のウォーキングとお金の節約を兼ねて、さいたまスーパーアリーナへと歩いて向かいました。家からさいたまスーパーアリーナまでは、徒歩でおよそ1時間かかります。空はとてもよく晴れていたので、約1時間、気持ちよく歩くことができました。健康的に汗をかきました。

いい天気!ウォーキング日和!
さいたま新都心へ向かう途中の景色
さいたまスーパーアリーナに到着
けやきひろばで一休み

 さいたまスーパーアリーナの目の前にある「けやきひろば」のベンチに腰を下ろし、しばらく休憩しました。汗を引かせ、ペットボトルに入れて持ってきた水道水をごくごくと飲みます。酒を飲みたかったけれど、飲んだら命にかかわるので我慢しました。15時30分くらいになってから、ゆっくりとした足取りでさいたまスーパーアリーナの中に入りました。入口の雰囲気が、チケットが必要そうな感じを醸し出していたため、非常に躊躇したけれども、「エイヤッ!」と勇気を出して入りました。結果としてチケットは要らなかったので良かったです。入口では、検温して手指のアルコール消毒をするのみでした。

大晦日アイドル祭!の会場

 さいたまスーパーアリーナのコミュニティーアリーナという所に足を踏み入れると、そこには視覚がおかしくなるほどだだっ広い空間がありました。右奥のほうに格闘技のためのリングがあり、アイドルのライブはそこで行われるようでした。1組目のライブの始まる16時まではまだ少し時間があったので、会場をぶらぶら歩いてみることにしました。

格闘家たちとの撮影スポット
知らない外国人格闘家と記念撮影

 RIZINの名を冠したイベントなので、格闘家たちと記念撮影できるスポットがありました。僕は最近の格闘技に詳しくないため、そこに立ち並んでいる格闘家たちの板を見ても、誰一人として知りませんでした。知らなかったけれど、いちおう記念として、すごく強そうな外国人格闘家の板と記念撮影をしました。彼と比べると、ふちりんが弱そうすぎて恥ずかしいです。もっと強そうな男になりたい! いや、べつになりたくないかな。むしろ僕はもっと可愛くなりたいです。

大宮アイドール

 そしていよいよ大晦日アイドル祭!が始まりました。3組目に、お目当てグループの一つである「大宮アイドール」が現れました。リングの上で何かと戦っているかのような、ものすごく情熱的なライブでした。黄色担当でショートカットの市ノ瀬律さんが「かかって来いやあー!」と力の限り叫び、その姿はとても格好よかったです。物静かな僕も「うおー! りっちゃーん!」と心のなかで叫びました。

Lapis

 6組目には、次のお目当てグループであるLapisが登場しました。僕はLapisのなかでは、パワフルイエローの小川さくらちゃんを推しており、何度か目が合ったような気がしてドキドキしました。さくちゃんの引き締まったウエストは最高でした。僕は何しろ、女の人のくびれが好きなのです。ロングヘアーのさくちゃんを生で見るのは初めてだったけど、とても素敵でした。短めの髪型とロングヘアーとではどちらが好きか?と問われたら、迷わずどっちも好き!と答えます。でも元モーニング娘。の石川梨華ちゃんに言わせれば、アイドルは肩にかかるくらいの長さがいいみたいです。

小川さくらちゃんのチェキ券

 Lapisのライブが終わると、すぐに彼女たち3人の物販が始まりました。僕は小川さくらちゃんのチェキ券を1枚だけ購入しました。なぜ1枚だけかと言うと、貧しいからです。お金があればもっといっぱい買います。そのたった1枚のチェキ券を見つめながら物思いにふけっていると、Lapisの面々の前には長蛇の列ができていました。あわてて最後尾に並んだ僕は、遠くのリングで知らないアイドルたちが一生懸命に歌って踊っているのを、ぼんやりと眺めます。

 並び始めてから30分くらい経って、やっと僕の番が来ました。さくちゃんと僕は、2人でピースをしました。なぜピースをしたかと言うと、さくちゃんとのチェキ撮影を待つ人はまだまだ沢山いたので、ポーズを決めるのに時間をかけたくなかったからです。「ピースで」と言うのがいちばん時間がかかりません。

さくちゃんとの2ショットチェキ

 スタッフによってチェキが撮影されると、僕はさくちゃんに連れられて白い衝立の陰に立ちました。さくちゃんは目と鼻の先に立って、チェキに落書きをしています。さくちゃんとの距離があまりにも近かったため、思わずキスをしてしまいそうになったけど、キスをすれば即時に出禁を言い渡されてしまうので、ぎりぎりのところで思いとどまりました。想像の中でキスしました。そのとき少し離れたリングでは別のアイドルのライブが行われており、僕の小さな声はほとんど通らないだろうと思い、あえてあまり喋りませんでした。僕は「うん」「そうだね」「あはは」くらいの言葉しか発しなかった。でもさくちゃんは大きな声を出して色々と話しかけてくれて、その気遣いが心に沁みました。

 僕があらかじめTwitterで「心臓の調子が良かったら行くね」とリプしていたので、さくちゃんは「今日来ないかと思ったよ~。からだ大丈夫?」と心配してくれて、優しいなあと思いました。僕が身体のためにちゃんと禁酒を継続している旨を報告すると、さくちゃんは笑顔で僕の頭をエアーなでなでしてくれました。「ふちりん、なんかすげー愛されてる! ありがてえ!」と感動しました。そして好きになりそうになりました。

 2月5日に催されるさくちゃんの生誕祭まではなんとか生き延びることを誓い、さくちゃんと手を振り合って別れました。さくちゃんとチェキを撮るために並んでいる人びとが成している長い列を見て、「さくちゃん大人気!」と思いました。噂に聞くかぎり、さくちゃんにはガチ恋オタクがけっこういるらしいです。さもありなん。だって僕もガチ恋しそうなくらいだもの。ガチ恋しないように気をつけないといけないなあ。

アイドールBRAVE

 さくちゃんのチェキ列があまりにも長蛇だったため、トリを飾るアイドールBRAVEのライブは途中からしか見ることができませんでした。アイドールBRAVEには最近、新メンバーが2人加入しました。グリーン担当の朝陽みゆちゃんと、イエロー担当の葉月うさちゃんです。僕はTwitterやYouTubeで2人を見てはいたけど、生で見るのは初めてでした。2人とも新人とは思えないくらいアイドールBRAVEにフィットしていました。これからの活躍が楽しみです。

 アイドールBRAVEのライブが終わった後、僕はチェキを撮りませんでした。お金持ちだったら嬉々として撮るところだけど、深いわけがあってひどく貧乏なので1,000円を使うことすらためらわれました。僕は「お金がないというのは切ないことだな」とつくづく思い、とぼとぼとさいたまスーパーアリーナの外に出ました。すると、辺りはいつの間にかすっかり暗くなっています。

けやきひろばの美しいイルミネーション

 クリスマスの名残と思われる青と白のイルミネーションが目に入り、「ああ、すごく綺麗だな」と思いました。と同時にひどく寂しい気持ちにもなりました。僕はここまで徒歩で来たし、さいたまスーパーアリーナで4~5時間は過ごしていたため、すごく疲れちゃっていました。なので、さすがに徒歩ではなく電車に乗って帰りました。そして帰宅して自室に入ると、大きくため息をつきながらベッドの上に倒れ込みます。布団にくるまり力なく寝そべった状態でスマホをいじっていたら、いつの間にか2023年を迎えていました。僕は「あけおめ~」と小さく呟きながら、Twitterに「あけおめ~」と投稿しました。

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