死にたいという気持ち
こんにちは。
「死にたい」と思うことは珍しいことなんでしょうか。
俺は何度か思ったことあります。
小学生の頃、どうしても親とうまくいかない時期があって、コンセントの延長コードで首を思い切り締めたことがあります。
苦しかったですが、やっぱり生きていたいと思い、声を押し殺して泣いたのを覚えています。
中学生の頃、いじめにあいました。
その頃、家に引きこもって音楽を聴きながらぼんやりと「死にたい」と日々思っていました。
大人になり就職した会社がブラック企業で精神を病み、感情のコントロールがうまくできなくなり、死にたいけど生きていたいと、どっちかよくわからない気持ちになっていたこともあります。
X(旧Twitter)のフォロワーさんで毎日「死にたい」と嘆いてる方がいます。
たぶん、死にたいとつぶやき始めて1年くらいは経っていると思います。
そのつぶやきを見て、俺には死を止める権利はないと思っています。
そんなに死にたくて仕方ない人を止めたあとに、その人の人生を背負えないからです。
死ぬななんて簡単に言えない。
その人がどんな思いで「死にたい」と発したか俺にはわかりませんから。
少し友人の話をしますね。
ある夜、友人が酔っぱらって電話をかけてきました。
最初は楽しく話していたのですが、だんだん友人が病んできて
「死にたい」「俺は死んだ方がいい」「今から死んでいい?」しか言わなくなったときがありました。
繰り返しそればかり言っていたので
俺は「死んでほしくない」と泣きながら説得しました。
そうしたら、いきなり電話が切れたので、焦って何回もかけ直したのですが
電話に出てくれず、諦めて「大丈夫か?」とLINEを入れてその日は寝ました。
そして次の日、LINEに既読はついたけど返信はなし。
どういうことなんでしょうね。
そして後日「元気にしてる?」とLINEがきました。
当然、既読スルーしました。
これ、昔からそうなのですが、彼は重度のアル中で自分の言動とか次の日覚えてないんですね。
だから、俺が送った「大丈夫か?」のLINEが、彼にとって謎なんでしょうね。
覚えてないから。
泥酔みたいな日は決まって電話をかけてきて「死にたい」と10年以上前から言ってるわけです。
そのとき思った「死にたい」は本当の気持ちかもしれないけど、後から覚えてないとこを見ると、どうも怪しい。
実は、心配してほしくて死をほのめかしているパターンが頭をよぎるわけです。
まぁ、10年以上前からこんなことを繰り返してるわけですから、いいかげんにしろというわけです。
俺から送った「大丈夫か?」は最後のLINEとなり、彼からの連絡は全スルーしています。
スルーして、あっちから連絡がこなくなって1年くらい経ったと思います。
Xに死にたいと1年以上つぶやき続ける人。
酔って死にたいと繰り返し10年以上言う人。
どっちにしても、今改めて思うことは、止める権利はやっぱりないや。
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