見出し画像

散文としての配置見直し

散文への移行のために。


散文の建築的性格


 御無沙汰しております(  ..)"

 最近は、ChatGPT3.5turboにて調べ物をしたり、文例を出してもらって推敲したり、StableDiffusionXLにて雰囲気だけでも具体化しようと自動生成イラストを描いてもらったり、と自分なりに作品に落とし込もうと四苦八苦しております。
(カバーイラストも自動生成によるAIイラストです。ご注意ください。)

 正直、ChatGPT3.5turboでは良い文例は出て来ません。
 定型的で、一直線という感じの文章ばかりで、――プロンプトの作りが悪いのかも知れませんが、上手く注文を汲んでもらえていません。
 それ専用のAIもあるとのことなので、参考にしてみたいとは思うところで。

 さて措き。
 実際に習作(Study)を作ってみていて、大いに違和感を覚えた次第です。
 どこにどの情報があれば、伝達できるのか、と。
 あらためて文体について考えるべきだなぁ、となってしまいました。

 例えば単文や、ちょっとした複文程度であれば、副詞の配置だとか形容詞の付け方とかはわかりますし、推敲も可能です。
 助詞は癖があるため、やりがちなミスもありますが(「は」や「も」が多い、など)、それでも気づける範囲です。

 推敲する能力があるということは、文章は書ける――と思っていましたが、そうでもないようです。

 原因として、単語・節・文・章……と見ていった際の“”で止まっているから、“”の造りに失敗している、というのが考えられます。
 散文を建築物に喩えたいところです。
 立体的に、x, y, zと奥行きを含めて、青写真に沿って計画的に建てないと「ぐらつく」のではないか、と思われました。

意味内容の配置


 問題は意味内容を文章のなかでどこに置くかです。
 詩歌でももちろん、そういう配置の問題はあります。
 しかしながら、リズムと音とで意味を連ねる、というその性格上、かえって気楽で済むところもあったように思います。
(すくなくとも、私の詩は散文にならない、あるいはしにくいと思われます。)

 ここしばらくはwebの勉強ばかりしていて、OOCSS(オブジェクト指向型のCSSコーディング)をよく用います。
 このオブジェクト指向というのは、散文の文の配置に応用できる気がするのです……が、まだ実態がイメージできておりません。

 レゴのブロックを組み立てるように、建造物を構築するイメージで文章を作る、それが達意につながるのかな、と最近は思ってみています。

 一度捨てた“清新な文体”とやらを、ふたたび追ってみる価値はあるのかも知れない、となりました。

 ChatGPTによると、一般的に――個性はあれども――簡明な文章と、レトリックを効かせた装飾的な文章は七、八割に対して二、三割くらいが程よいメリハリを作るそうです。

 自分などは元(?)活字中毒者として、装飾バリバリの文章も大好物なのですが、それは好みに過ぎないわけで。
「公共性に欠ける」と言わざるべからず、となるわけですね。
(この漱石夏目金之助のパクりもそう。)

 “清新な文体”という正体不明の、あるいはプロの物書きにすでにみられる文体は、きっとこういう割合にて「書き表す」ことに成功しているのでしょう。

 教科書風の文体も参考になるのかと思ってみたりもします。
 どこになにを配置するか、なにが語義どおりのPositiveなのか、と深くふかく潜り込んでいるところです。

 見返すと、すでに書き進めた分にしても、「極めて悪い」わけではない、けれども物足りない、となります。
 そこに自分の書き方はありません。

 描写が足りないというより、構成の段階で失敗している気配がします。
 習作としてプロットの練り方が甘いのも原因でしょう。
 コンセプトはあって、テーマはあっても、ストーリーラインが曖昧なままです。

 さてあれ。
 例えばここが出窓になって、天井はここに梁が架かって、というように計画書を作るほうが書きやすいのか、どうか。
 プロットについては、本当に書き手によってどこまで作り込むかが違うようなので、いろいろバランス調整をしてみたいところです。

 インプットとアウトプット、それぞれやらないとですね。
 アウトプットがすこしでもできるようになって来たのがマシなところかな、とは思います。

 ゆるゆる漸進するのが精いっぱいのなめくじスピードですが、完成品のために練習を繰り返して行こうと思います。
(この記事にも内容は無い、わけでもないけれど、とりあえずの覚え書き程度で申し訳ない……)

 ここまでお読みくださってありがとう御座いました(ㅅ´ ˘ `)
 みなさまに良き一日がありますように𓂃 𓈒𓏸🍀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?