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ちょびちょび進めるTRPGのこと。

遊びとクリエイティブを兼ねたもの。


TRPGとはなんぞや?


 どうも、御無沙汰しております( ..)"
 於兎沢です。

 健康のことなどさまざまありまして、だいぶ間が空きました。
 ライターズ・ブロックと言いつつ、ちょこちょこと詩作などしておりました。
 朗読していただく機会もあったりして、うれしいかぎりです◝( ॑꒳ ॑  )◜

 さて、今回はTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)というものについて触れます。
 言ってしまえば、“すごろく”にストーリー性を採り入れた遊び、あるいは“ごっこ遊び”のルールを細かくして、より面白く遊べるようにしたものでしょうか。

 このTRPGは和製英語です。
 英語圏では「ペン・アンド・ペーパー」などと呼ぶようですね。

 紙とペン、それに補助的なもの(さいころ=ダイスやトランプ等)を使って遊べるアナログゲームなのです。
(ダイスやトランプは、確率によって結果を変化させる要素として、ゲームの幅を持たせてくれるものです。
 また、それによってストーリーの結末が大いに変わったりもします。)

 元は臨床心理における“役割演技(ロールプレイ)”が語源で、それをゲームに当てはめたものです。
 ロールプレイは、例えば夫婦が役割を交換して過ごすことで、お互いの大変さを確かめ合うような療法のひとつです。

 キャラクターを演じるかどうかも、プレイするひとのスタンス次第で、必ずしも徹底して演じる必要はありません。
 あくまで、参加者が遊んでて楽しければいいようです。

 今でこそ、RPGはコンピューターで遊ぶゲームと認識されてしまいましたが、その大元だったのがこちらでして、昔はRPGと言えばアナログでした。
 映画E.T.の冒頭では、世界一有名とされるTRPGが子供たちに遊ばれていたりします。

TRPGと創作。


 さて、そんな前置きはありつつ。
 TRPGが創作スクールなどで採り入れられることがある、と聞いたことがあります。

状況説明→行動→結果から変化した状況の説明→行動→……】という繰り返しが、おそらくストーリーラインの生成に役立つのもあるでしょうし、やりとりのなかでリアルな感情を感じ取ったりできることで、経験に代わるようなものが実感できるからかと思われます。

(もちろん、これらは遊び方次第、遊ぶメンツ次第でも変わります。
 同じシナリオから始めても、別の遊び方があるのも魅力のひとつでしょう。)

 さて、最近たまたまネットで仲良くなった方々と、このゲームで遊んでみたい、ということになりました。
 久々にTRPGで遊べるので、私も願ったりです。

 フリーで(OGLオープン・ゲーミング・ライセンスなど規約はあるものの)遊べるTRPGはたくさんあります。
 著作権切れのものや、企業側で過去作の基礎部分を公開している場合もありますし、有志が規約に則る範囲において、自由に遊べるように翻訳してみせたものもあります。

 現代風ファンタジーであれば「エモクロアTRPG」であるとか、ファンタジーであれば「PathfinderRPG」や「フィフスエディションRPG」などもありますし、WOLF RPGエディターで有名なSilver Secondさま謹製の「〈自家製〉片道勇者TRPG」、あるいは初心者向けを謳った「冒険王道」、X(旧Twitter)にて提供された「シェアード・ファンタジア」、その他もろもろがお手頃かと思われます。

 ジャンルもさまざまですし、海外にはさらに多くの良作が未訳のまま存在していたりします。
(個人的には、RisusMini Sixのようなミニマルなものも使ってみたいところ。Risusについては和訳もあるにはあるのですが、日本語としては微妙なところがあります。)

 既存のゲームの紹介はこのくらいにして、お話を戻すと。
 今度こういうゲームで遊んでみよう、ということでして、参加者にファンタジーの世界観がお好きな方がいらっしゃったことから、初回は私がGMゲーム・マスター)を務めることになりました。

(現代風ファンタジーの「エモクロアTRPG」ならGM経験のある方がいらっしゃったのですが……初回は王道ファンタジーという方向性にまとまりました。)

 当然、初めてプレイされる方々が多いので、まずは小さなシナリオを作成します。
 このとき、状況説明にあたる描写、そのストックも作ることになるのですが、これが良い練習になってくれています。
 しばらく散文が書けないままだった私がRPG用のストックならすこしずつ書ける、という発見は、スランプの私にはありがたいかぎりです。

 残念ながら初回の初回、時間も限られており、あまり凝れないのがもったいないくらいです。
 まぁ、TRPG界隈でのいわゆる「吟遊詩人」にはならないよう、自分だけの物語にしないよう重々注意したいところですね。
それがしたければ、私自身で書けばよいだけのことで。

余談:自作の「みにまるRPG」α版


 もうひとつ、併行して進めておりますのが、「みにまるRPG」という自作のルールをデジタルに書き写すことです。
 これは非常にシンプルなつくりを意識しており、使い勝手は限られるものの、学習コストを抑えてあります。

 この学習コスト、結構ネックなんですね。
 大抵の日本語のフリーで遊べるTRPGは、わりと覚えるのが大変な気がします。
(「冒険王道」は例外かも知れません。
 また、「〈自家製〉片道勇者TRPG」も比較的ライトな作りではありますが、案外処理が重いとのこと。作者さんご自身が書いていたようです。)

 一応こちらの「みにまるRPG」については、ファンタジーベースではありますが、基本的な判定に汎用性があり、アレンジしても使えるかとは思われます。
 難易度等の指針、敵対する対象(モンスターなど)のデータ設定も目安を作ってあるなど、オフラインの友人とテストプレイしてみても充分通用しました。
(ただし、セッションの回数は10回未満。まだα版としてあります。)

 とりあえず、アナログで書き上げたものにいくらかの加筆があったので、あとはまとめたらよいわけです。
 これも、初回以降のセッションで使う可能性のあるものと考えて、用意しているところ……( ˘ω˘ )

創造的に遊びたいなー。


 これに尽きますね、今の自分の心持ち。
 クリエイティブな遊びと言えば、自分のなかでTRPGでした。
 それをプレイするためには、興味を持ってくれる、そして遊んでくれる仲間が必要でした。

 先にテストプレイでご一緒した方は健康上の理由で今は離れています。
 今回、ネットでプレイする機会が得られたことは望外の喜びですね。

 さてあれ、この記事で興味を持ってくれる方が居たらうれしいな、というのと、ライターズ・ブロックにも効果あるかも? ということで、多少共有させていただく形になりました。

 それでは、みなさまに良き一日がありますように𓂃 𓈒𓏸🍀
 お読みくださった方々、本当にありがとう御座います⸜( '˘'* )⸝

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