笛地静恵

ようこそいらっしゃいました。笛地静恵(ふえちしずえ)と申します。 1955年生。男性。…

笛地静恵

ようこそいらっしゃいました。笛地静恵(ふえちしずえ)と申します。 1955年生。男性。小説、短歌、俳句、言葉遊びなどをたしなみます。

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全米が炊いたご飯346【川柳6句】

ブルーズへ南を演歌に北を 橋が落ちてもおかしい年ごろ ビザ摘まむ指を舐めつつ詩を騙り 雪の下ガキ大将の頬赤し 食べられるものは害食恐怖症 気性予報士尋ね立ち眩み…

笛地静恵
8時間前
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全米が炊いたご飯345【川柳6句】

わが鼻の乱れ二十日の水たまり グレイテスト小満の日をアップ 恋猫の恋する猫で推し活す サボテンへクアーズぶつけ国境へ 隕石の一撃ほろび金曜日 ニッポンを安売りし…

笛地静恵
1日前
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全米が炊いたご飯344【川柳6句】

レコードを抱え帰りの山笑え 呼気をとめ吸気を止めて針を置く 耳の毛をくすぐり針の音白し フルベンよ録音わずか第二番 レコードよ擦り切れたよな半世紀 クラリネット…

笛地静恵
2日前
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全米が炊いたご飯343【川柳6句】

てんとう虫はなすときにはてんと虫 数え終わらぬてんとう虫の星 十二星天道虫と十二宮 えり首を背中へくだるテントウムシ * 黒執事さんたらお手紙食べた 雪嶺のチベ…

笛地静恵
3日前
12

全米が炊いたご飯343【川柳6句】

【速報】ハイセイコー都知事選出馬を検討か 羅生門京の都の碁盤斬り * 謎の着信アリ火星より 助けていただいたギロンです * ごまめに水分をとり歯軋りを 言葉では…

笛地静恵
4日前
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全米が炊いたご飯342【川柳6句】

芍薬のようなひと増えて横浜 公開はもはや危ない一軒家 地球人女性と如何にスーパーマン とまれない回転寿司の席のチョウ 鋭利案営利目的絵入り案 アイルトン背なで泣…

笛地静恵
4日前
8

全米が炊いたご飯341【川柳6句】

人を見る目がないのっぺらぼう 首にされた生首くんのつぶやき * 国道を黒い象が引き摺られて行った。 ねと魚と三角錐の街に出た。 * 自民党のせいで太陽爆発し し…

笛地静恵
5日前
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全米が炊いたご飯340【川柳6句】

一皿の塩と駅前の燐寸棒と 京橋の北街道を擬態して * さあ、ぼうや、いけシャアシャアとシャンソンを 不如帰鮠も木も泣きて * 学級の閉鎖の廊下黒い船 凶行の採血…

笛地静恵
5日前
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全米が炊いたご飯339【川柳6句】

関東の飴のふります飴のふる 外出はやめます豹の降るところ * おひさまへ向けてる方が森の顔 落魄の碧落の背を照らしけり * ヤンデレツンデレおとこの都合 テレビ…

笛地静恵
6日前
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全米が炊いたご飯338【川柳6句】

いやまあなんというので消化 なにわ友あれ今朝も晴れ 四角い壁の底で蛆が沸いておる 賞味期限が切れた捨てる 人間が苦しんでおりまする いじめがハラスになってるんで…

笛地静恵
7日前
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全米が炊いたご飯337【川柳6句】

えんぴつの芯あくまでもとがらせる 金色のトンボのとまるえんぴつに * 名人伝やまいあつし認知症 山月記虎に翼があるのなら * キキ死にまさるキドニー・パイよ 温…

笛地静恵
7日前
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全米が炊いたご飯336【川柳6句】

液晶をやめろシャープな目つきでしょ 司会者へ一石を投じろ百万石 * インフレのゾンビが出たぞ鹿の糞 形式として無罪を主張ティッシュ猫 * ヨーグルト泣いた赤鬼も…

笛地静恵
7日前
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全米が炊いたご飯335【川柳6句】

ぼうず憎けりゃ今朝まで釣の宿 やめられぬ北斗のけん玉かえり道 * 太陽のフレアのせいでコロナ哉 カクテルのグラスを止めるスナップ乎 * アーティストアーティチョ…

笛地静恵
8日前
14

全米が炊いたご飯334【川柳6句】

おじさんのシャツはズボンへつっこんだ おじさんは朝から好きな吉野家へ 買い出しをてきぱき済ませおじさんは おじさんやバスの後部に口あけて おじさんの橋の欄干もた…

笛地静恵
9日前
8

全米が炊いたご飯333【川柳6句】

筑波へと大きく背伸び田水引く 田植え歌男女の神の歌垣を * オーロラさんどうかうちまで来てください 南北へアースの延びる磁気嵐 * 先生のまずはじまりはもスもス…

笛地静恵
10日前
12

全米が炊いたご飯332【川柳6句】

オーロラの空を怪獣めざめたり 太陽のフレアのせいでコロナ立つ * 雑詠という名前の詠はない 唐とは関係がないかも唐揚げ * 「治ること望んでいるか」ユングより …

笛地静恵
10日前
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全米が炊いたご飯346【川柳6句】

全米が炊いたご飯346【川柳6句】

ブルーズへ南を演歌に北を

橋が落ちてもおかしい年ごろ

ビザ摘まむ指を舐めつつ詩を騙り

雪の下ガキ大将の頬赤し

食べられるものは害食恐怖症

気性予報士尋ね立ち眩み

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯345【川柳6句】

全米が炊いたご飯345【川柳6句】

わが鼻の乱れ二十日の水たまり

グレイテスト小満の日をアップ

恋猫の恋する猫で推し活す

サボテンへクアーズぶつけ国境へ

隕石の一撃ほろび金曜日

ニッポンを安売りしますコンビニで

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯344【川柳6句】

全米が炊いたご飯344【川柳6句】

レコードを抱え帰りの山笑え

呼気をとめ吸気を止めて針を置く

耳の毛をくすぐり針の音白し

フルベンよ録音わずか第二番

レコードよ擦り切れたよな半世紀

クラリネット五重奏曲死後の生

♯川柳  #senryu #オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯343【川柳6句】

全米が炊いたご飯343【川柳6句】

てんとう虫はなすときにはてんと虫

数え終わらぬてんとう虫の星

十二星天道虫と十二宮

えり首を背中へくだるテントウムシ



黒執事さんたらお手紙食べた

雪嶺のチベタン・ダンス南都へと

♯川柳 #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯343【川柳6句】

全米が炊いたご飯343【川柳6句】

【速報】ハイセイコー都知事選出馬を検討か

羅生門京の都の碁盤斬り



謎の着信アリ火星より

助けていただいたギロンです



ごまめに水分をとり歯軋りを

言葉では人を切れぬか小糠雨

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯342【川柳6句】

全米が炊いたご飯342【川柳6句】

芍薬のようなひと増えて横浜

公開はもはや危ない一軒家

地球人女性と如何にスーパーマン

とまれない回転寿司の席のチョウ

鋭利案営利目的絵入り案

アイルトン背なで泣いてるから自死ボタン

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯341【川柳6句】

全米が炊いたご飯341【川柳6句】

人を見る目がないのっぺらぼう

首にされた生首くんのつぶやき



国道を黒い象が引き摺られて行った。

ねと魚と三角錐の街に出た。



自民党のせいで太陽爆発し

しょせんは他人事(たにんごと)でしょ他人事(ひとごと)なんて

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯340【川柳6句】

全米が炊いたご飯340【川柳6句】

一皿の塩と駅前の燐寸棒と

京橋の北街道を擬態して



さあ、ぼうや、いけシャアシャアとシャンソンを

不如帰鮠も木も泣きて



学級の閉鎖の廊下黒い船

凶行の採血をせよ 吸血鬼

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯339【川柳6句】

全米が炊いたご飯339【川柳6句】

関東の飴のふります飴のふる

外出はやめます豹の降るところ



おひさまへ向けてる方が森の顔

落魄の碧落の背を照らしけり



ヤンデレツンデレおとこの都合

テレビからぎっくり腰の貞子さん

♯川柳  #senryu #オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯338【川柳6句】

全米が炊いたご飯338【川柳6句】

いやまあなんというので消化

なにわ友あれ今朝も晴れ

四角い壁の底で蛆が沸いておる

賞味期限が切れた捨てる

人間が苦しんでおりまする

いじめがハラスになってるんです

♯川柳  #senryu   ♯オートマティスム川柳 #口語

全米が炊いたご飯337【川柳6句】

全米が炊いたご飯337【川柳6句】

えんぴつの芯あくまでもとがらせる

金色のトンボのとまるえんぴつに



名人伝やまいあつし認知症

山月記虎に翼があるのなら



キキ死にまさるキドニー・パイよ

温水や影の洋一影薄し

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯336【川柳6句】

全米が炊いたご飯336【川柳6句】

液晶をやめろシャープな目つきでしょ

司会者へ一石を投じろ百万石



インフレのゾンビが出たぞ鹿の糞

形式として無罪を主張ティッシュ猫



ヨーグルト泣いた赤鬼もう笑う

緑陰をかなしみの影すぎしのみ
(飯田龍太へのオマージュです。)

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯335【川柳6句】

全米が炊いたご飯335【川柳6句】

ぼうず憎けりゃ今朝まで釣の宿

やめられぬ北斗のけん玉かえり道



太陽のフレアのせいでコロナ哉

カクテルのグラスを止めるスナップ乎



アーティストアーティチョークをせせりつつ

シングル舐めつつ機長報告を

♯川柳  #senryu #オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯334【川柳6句】

全米が炊いたご飯334【川柳6句】

おじさんのシャツはズボンへつっこんだ

おじさんは朝から好きな吉野家へ

買い出しをてきぱき済ませおじさんは

おじさんやバスの後部に口あけて

おじさんの橋の欄干もたれつつ

おじさんのいつもの席でまずビール

反歌

おじさんの本だけ残す子供部屋

♯川柳  #senryu ♯オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯333【川柳6句】

全米が炊いたご飯333【川柳6句】

筑波へと大きく背伸び田水引く

田植え歌男女の神の歌垣を



オーロラさんどうかうちまで来てください

南北へアースの延びる磁気嵐



先生のまずはじまりはもスもスと

密集の豪放磊落ライラック

♯川柳  #senryu #オートマティスム川柳

全米が炊いたご飯332【川柳6句】

全米が炊いたご飯332【川柳6句】

オーロラの空を怪獣めざめたり

太陽のフレアのせいでコロナ立つ



雑詠という名前の詠はない

唐とは関係がないかも唐揚げ



「治ること望んでいるか」ユングより

勘定に自分を入れず春の蠅

♯川柳  #senryu #オートマティスム川柳