高額な買い物をパートナーに許してもらう方法
同棲、結婚等パートナーと生活しているカメラマンの8割は経験したであろう、高い機材を買っていいか同居人に伺う瞬間のあの胃のキリキリ。(僕だけじゃないですよね?)
できるだけ気持ちよく購入したいものの、パートナーの同意を得るのはなかなか難しい。
数万単位なら何とかなるが、カメラ、レンズとなるとうん十万になってくるため、そう易々許可を得ることはできない。
その胃がねじれる感覚を乗り越え、今年合計約70万ほどレンズに費やした私の経験談を共有していきたい。
①先行投資ということを理解してもらう。
「2年以内に売上を100万出すこと。もし達成できない場合は売却」を条件ミラーレスカメラ、レンズ計4本購入することを許可してもらえた。
正直目標設定高くしすぎたと思ったが、元を取るという条件でようやく許しを得れたため致し方ない…。
あとはカメラと、特にレンズはリセールバリューが高いことを全面に押し出した。購入金額と売却金額にそこまで差がないことを唾飛ばしながら熱弁してみた。伝わった。助かった。
売上を出すための簡単なロードマップを敷いてアピールするのもいいだろう。
いつまでにコスト回収できるかをクライアントに理解してもらうことは仕事プライベート共に重要である。カメラを購入する時の妻はもはやパートナーではなくクライアントである。
②友達との縁を切る。
すみません見出し詐欺しました。縁は切ってません。
でも「カメラ買ってまじで金がない」と言って飲み会は断っています。
たまーに縁故の友人と会うここぞという時はクライアント(妻)に頼みこんで出かけている。
要はなるべくお金を使わないように過ごしますよという意思表示が必要かなと。
お金の節約にもなって大好きなカメラも手元にあってHAPPYLUCKYな気持ちでいっぱいです(白目)
ただこれはおすすめしません。
365日ストレスフリーな人間なんていないため、特に酒好きな私はどうしても出かけたくなってしまうし、どうしようもないストレスを抱える時は誰しもあるため、そこは兼ね合いが大事ですね。
③買ったものを大事にする。
当たり前だが、買ったものを大事に大切に楽しむと、パートナーの目も心なしか綻んでくる。(と思いたい。)
ここでいう大事にするとは箱入り娘よろしく防湿庫に入れっぱなしで傷1つつけないように気を使うということではなく、ガシガシ撮影をして写真を楽しむために最大限持ち出して使うべきかなと考えている。
買ってからどうしても肌に合わず売ることはあるだろうが(私はまだないが)なるべく購入前に慎重に検討して自分にとって必要な機材のみ購入するよう心がけたいと思っている。
以上3点あげてみたが、①②に関しては2年後の自分に責任をぶん投げて今を楽しんでいるため、感覚としては借金に近い。
正直に言えばそんなこと考えずばかすか機材揃えたいし、今はEOSR3を何とか買えないか不要なものを売って金策に走っている。毛ほどもR3に届く額に達してないけど。
とは言え機材を買うことがゴールではないので、今くらいの不自由な自由を味わえているくらいが人間モチベーション高く活動できるのだろうとも思っている。
こんな不景気なご時世にカメラなんて高い業界に足を突っ込ませてくれた妻に感謝の気持ちを込めて筆を置かせていただきます。
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