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仙骨と私 その9

さて妊娠とともに骨盤動かしまくりライフが突然終わり、そこから怒涛の年子育児に突入してボロボロになった私は、ヒーラーさんの砂糖抜きの勧めによってひとまず最悪の状態を脱したわけだけど。。

砂糖抜きの効果はフィジカルな部分だけではなかった。

甘いものが食べたい、という衝動が絶え間なくやってくるわけだから、私はその衝動の正体と向き合わざるを得なくなった。

「私って寂しいんだろうな」「愛されたさをこじらせてるんだろうな」なんて頭では分かっているつもりだった。死ぬほど心理の勉強をしてきたしね。

だけど砂糖を抜いてシラフになってしまった私は、その「寂しい!」「愛されたい!」を、たぶん生まれて初めて「ハートで」「本当に」「感じた」わけだ。

天変地異だった。

そこから、それまでに蓄積した膨大な心理の知識と「実際にハートで感じているもの」が初めて合致して、オセロのように私の世界はひっくり返っていった。

ちょっともう時系列は記憶にないのだけど、多分そのヒーラーさんとの出会いと前後するあたりで、私はとある本を読んで「1秒間に2歩のペースで大股で歩く」というのを試してみていた。

やってみると分かるけど、結構なハイペースのそのウォーキングは、なかなか驚きの効果をもたらした。

歩き始めて20分ほどすると、めきめき音を立てるぐらいの勢いで脳内分泌が切り替わり、それまでどんなにローテンションだったとしてもいきなり「世界は俺のもの!」ぐらいの万能感とワクワク感がやってくる。

これはあの、、妊娠前に沖縄料理店で働いていた時の、、あの感じではないか、、!?

どうやら、骨盤をある程度以上の時間、強めに動かし続けると、あのハッピーがやってくるらしい。という仕組みにやっと気付いたのがその時だった。

私はそこから「ハートと骨盤だ。とにかくハートと骨盤に何かカギがある」と思って探究を始めることになる。

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