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おだやかな気持ちになりたいときおすすめの本たち~児童書編~

ここ最近よく児童書を読んでいます。
心が疲れ気味のとき、私が読むのが児童書です。
本を読むってけっこうエネルギーがいりますよね。
読書が好きなどと言っていても、疲れているときは字を読むのも大変。
でも、物語が必要な時ってありませんか?
特に心が疲れているとき、私は物語が必要だと感じてしまうのです。

そんなとき、ぴったりなのが児童書です。
やさしい言葉たちと、どこまでも広がる想像の世界が、なんだか心を元気にしてくれるのです。

子どものころ読んでいた本、新しく見つけた本。
読むと子どものころの想像力を思い出すようなもの。
おだやかな気持ちになれるもの。
そんな児童書たちを今日は2冊紹介します。
ネタバレなしで書いてみたので、あらすじが気になる方はリンク先で見てみてください。


★「つるばら村のパン屋さん」

こちらは大人になって見つけた児童書です。
私はこういうどこかの町のくらしのお話が大好きなようで、タイトルと挿絵に惹かれて手に取りました。
シリーズになっていて①~③はつるばら村のパン屋さんについて、④~はつるばら村の家具屋さん、はちみつ屋さん...というように、読み進めるとつるばら村のいろんなお店についても知れるみたいです。
私は①の「つるばら村のパン屋さん」、②「つるばら村の三日月屋さん」までを読んでいて、今手元に③「つるばら村のくるみさん」があります。

章ごとに出てくるおいしそうなパンたち、そしてそのパンを巡る不思議なお話たちも魅力の一つ。
読んでいるとパンの焼ける香りがしてきそうな、そんなほっこりおいしいお話です。
次の日の朝はパンを食べたくなりますよ。

つるばら村シリーズ



★「なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店」

こちらは子どものころはまって読んでいたシリーズ。
魔女の女の子のシリーズはなんでも手に取ってしまうほど、大の魔女っこファンだった私。
他にも「わたしのママは魔女シリーズ」「まじょ子シリーズ」もかなりはまっていました。
子どものころよく書いていた作り物語の主人公もたいてい魔女の女の子でしたし、今でもハリーポッターシリーズや魔法が関わるファンタジーが大好き。
私に大きな影響を与えたシリーズの1つであること間違いなしです。

こちらの本の好きなところは、すべてが魔法ではないところ。
魔法だとなんでもできそうなのですが、この本の魔女さんは自分の手で作ることを大切にしているのです。
それでも、ところどころに出てくる素敵な魔法たちが私たちの想像をふくらませてくれます。
また、実際にお洋服作りに使う小物たちも出てくるのも好きなところ。
子ども向けのお話でも、子どもを1人の人として見てくれているようなところが、とても嬉しかったことを覚えています。
私がトルソーという言葉を知ったのもこの本からでした。

お裁縫っておもしろそう!と思えるシーンがたくさん詰まった1冊。
こうして大人になって読み返すと、この本がきっかけでお裁縫が好きになった人もいるのではないかなと思えて、児童書の素敵な部分に触れたようで、なんだかドキドキします。
そういう私もこの本がきっかけでお裁縫にはまった子どもでした。
作者のあんびるやすこさんの絵もまた素敵ですよ。

なんでも魔女商会シリーズ


今日は最近読んで心がおだやかになれた児童書をご紹介しました。
個人的には何度かご紹介している「こそあどの森シリーズ」もかなりおすすめ。
どこかの町のふしぎなお話を読んで、一休みしてみませんか?

過去のこそあどの森シリーズの記事はこちら
あらすじまでご紹介していますので気になる方はご注意ください!


今日のシール
「生活をいろどるフレークシール わたしびより おでかけ」

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こちらは少し前にloftで出会ったフレークシールです。
かわいすぎて使えないのに、ほしくなるフレークシール。
今まではこんなかわいいものとても使えない...!と買わずに帰っていたのですが、ついに買ってしまいました。
というのも、このシールの横にこんな素敵なアイデアが紹介されていたのです。

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今までシールは手紙の封を綴じるときに使うものと思っていたのですが、概念をひっくり返されました。
自分に使える方法があるのなら、惜しみなく使ってみたい!
ということでついにフレークシールをお迎えしました。
まだ眺めるだけで使えていないのですが、すでに心が満たされている私。
本当に生活をいろどってくれるフレークシールだと思います。


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