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自分に素直になる

素直になるというのは簡単そうで難しいなと思います。
特に自分の気持ちに素直になるというのは、私は今でも難しく感じます。
空腹に素直になるというのは得意なのだけれど、自分の気持ちに対しては、なかなかうまくいきません。
心の中で一人で葛藤してしまいます。

たとえば、私は本当は児童文学を読むのが好きなのに、「好きな本は何?」と聞かれたときに「『赤毛のアン』です」と言い切れない自分がいます。
それを言ったらまわりの人に変な目で見られるのではないかと不安に思う気持ちがあるから。
まわりの反応を気にしてしまうからです。

好きな本のことだけではなく、私はこのnoteを投稿するときも、自分の気持ちにに素直になるということにかなりのエネルギーを使っています。
私の考えたことや思いを伝えたいという気持ちと、私の文章に共感してくれる人なんているのかなという気持ちがあって、書きながらも葛藤しています。
言葉や表現の見直しを何度もするし、投稿というボタンを押すのにいつも緊張します。
作成から投稿までにかなりの時間がかかります。
それでも、文章を書くことが好きだし、1人でも私の文章を読んでよかったと思ってくれる人がいたら嬉しいなという思いで投稿しています。

noteにはスキ!という機能があって好きな投稿にレスポンスを送ることができます。
twitterのいいね!と同じような機能です。
これが私の励みにもなるし、同時に私の葛藤のもとにもなります。
スキ!が届くと、この文章を書いてよかったととても嬉しくなります。
一方で、一生懸命書いて自分でも好きだなと思えた文章でも、スキ!が少ないときは少し自信をなくしたりします。
まわりの人の反応を気にしてしまっています。

けれど、今日心友が
「ぴぴの書くものが好きだから、ぴぴの好きなものや書きたいものをどうか貫き通してほしい。」
と言ってくれて自信を持てたし、気づけたこともありました。

私がnoteを始めたのは、同じ考えや思い、好きを持っている人たちとつながりたかったからです。
たくさんの人からスキ!をもらえるものを目指して書いても、私がつながりたい人たちとはつながることができないのです。
私は、いいな!好きだな!こんなこと思ったよ!というものを書き続けることが大切で、そうやってできたnoteにいいね!と言ってくれる人たちを大切にすることが何より大事だということに気づけました。
自分に気持ちに素直になるというのは難しいけれどとても大切なことだったのです。

自分に素直になるというのは難しいです。
勇気がいるし、こわくて、不安です。
けれど、自分に素直な状態でつくったものに対していいね!と言ってもらえたり、伝えたかったまっすぐな思いをだれかに届けることができたりすると、言葉ではいい表せないくらい嬉しくて幸せな気持ちになります。
だから、これでいいのかなと迷うことがあっても、自分の気持ちには素直でありたいし、せめて自分だけでも100%味方でありたいです。
その方が、毎日がちょっぴり幸せです。

今日の絵本
The Buildings That Made London


この本はイギリスの本屋さんで一目惚れして連れて帰ってきたもの。
絵が本当にきれいで、いつ見てもロンドンの街を思い出せる、そんな素敵な絵本です。

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