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梅雨ぞらの帰り道

母が入院して もう20日目になります。

その間に梅雨入り。

晴れた日はまるで初夏のような気候になったり、この頃は雨が降ったり止んだりで湿度が高くムシムシ感が。

今もどしゃ降りの雨がずっと降っています。


***


あれから病院へは着替えなどを持って行っては洗濯物を持ち帰ったり。

こんな時、車を運転できればいいのに...とつくづく思う。役立たずのペーパードライバーです。


先生からのお話も聞きました。

詳しくは控えますが、あんなに危機的だった母の容態は、徐々によくなり、鼻に入った管はそのままでしたが、口から水を。そして、少量のヨーグルトからと。

ちゃんと飲み込むこともできたので、ようやく苦痛だった管も抜けました。

それからは、おもゆへ、米つぶが少量のお粥、おかずを細かくした物へと、食事が出来るまでに回復できました。

先生から「美味しい」と言って食べられてますよ。と。


よかった。本当によかった。


でも、腸の癒着は手術せず、そのままに。

今はちゃんと弱いながら腸も動いて排便まで出来てるから大丈夫とのこと。ただ、もう一度同じようになってしまう可能性は大きく、その時はもう管を入れての処置は出来ないでしょう。と言われました。

その時が来れば、、もう覚悟を。

母が苦しんで痛い思いをしないようにということです。

よくなって喜びましたが、やはり心配は尽きないですね。


これからが また はじまりに。

退院後は、ちゃんと施設に戻ることが出来るので、少しはホッとしました。

母は強し。子宮体がんの時も、狭心症の手術をした時も乗り越えてきたんやからね。よくがんばった!!


あとは、認知症。わたしのこと、まだ覚えてくれてるかな?


***


退院日は、5月24日。朝。病院へ向かいます。

また会える!

それからは、、施設のガラス越しでの面会が出来るといいな。

お母さん、梅雨が明けたら季節はもう夏になるよ。

その頃には、手を握ってハグをしたい。


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先日、5月18日 病院からの帰り道での写真です。
いつも天気は雨かくもり空。

母のことを心配してくれたご近所の方々、一緒に祈ってくれた姉家族、友人、そして、遠く離れた場所からも。

本当にありがとうございます。

読んでくださった皆さまにも感謝いたします。




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