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作品3 『ドリーの冒険』1908

上記 映画史の特設ページです。
3-3 「ハリウッドの父」D・W・グリフィス(1875-1948)
でこの作品を紹介してます。

小さな女の子ドリーは両親と三人で川に行くが、そこで一家と揉めた行商人が逆恨みをしてドリーを誘拐、樽に放り込んで移動する途中で川に落としてしまう。樽ごと流されるドリーだが、釣りをしていた少年に発見されて両親と再会し、ハッピーエンドを迎える物語

ポーターと比べるとカメラを動かしたり編集技法がそこまで凝っていない。
ただ、樽が川に流されていくショットが連続して編集される場面は観る者をサスペンス(宙づり感覚)に巻き込んでゆく。

ここではアトラクション性よりも物語性が優位であり、観る者を物語に感情移入させようとする物語映画としての完成度が伺える。


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