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「ザ・コーチング 最高の自分に気づく本」からのつづきです。

目標の達人へのステップ1、ドリームツリーが分かったところで、大蔵は星野へ「ドリームツリーを描き行動することでどんなベネフィット(恩恵)が得られるのか」という新たな宿題を課した・・・

星野は週末まで答えが描けず。あるとき娘沙織を膝の上に載せ絵本を読んでいたときのこと。

沙織「パパ、桃太郎さんよかったね。おサルさんや、イヌさんや、キジさんが助けてくれて。いいことすると、みんなが手伝ってくれるよね」
星野「そうか!桃太郎の、鬼退治に行くという目的に動物たちは共感したんだ。つまり、目的やビジョンを明確にして行動していくと、その目的に共感する協力者が現れるんだ。これがベネフィットだ」

夢、目的、ゴール、目標、ビジョンを明確に設定して行動していくことで、自分が得られる【ベネフィット】とは? ↓

・ 共感者や協力者が現れる
・ 同じ価値観を持った仲間が増える

という答えをもって、公園での勉強会の当日を迎える。星野が宿題の発表をしたあとに大蔵から星野に、

大蔵「いつも【夢】や【目的】や【ゴール】を思い描き意識している人は、それらに関する情報をキャッチできる確率が高くなる。夢や目的やゴールを持たず、漠然と生きている人とでは、入ってくる情報の質と量がまったく違う。情報はチャンスです。私たちは、普段世界をすべて見ているようで、実はなにも見えていないのです。穴だらけ、盲点だらけです」

さらに、大蔵が夢や目的やゴールを設定することのベネフィットについて続ける。

大蔵「私たちが、夢やゴールを目指して行動する道のりは、常に何かを選び、決めることの繰り返しです。その過程で、自分自身の【選択力】と【決断力】が磨かれるのです。選択と決断の時こそ、人の運命が動き出す時なんです。さらに、決断力が増すと、余計な物事を断てるので、集中力が高まります。
次に、夢やゴールを目指せば、必ず何らかの失敗や挫折、後悔をします。そのときは辛さを味わうでしょうが、この失敗から学んだことは、次の大きなゴールを成功させるための糧になります。その苦労によって、かえって人の傷みや喜びに深い理解を示す、人間味のある人物になるのでしょう。
夢や目的やゴールを目指す人生を選んだ人は、山登りと同じで、急に視界が開けて景色が変わります。これが、人生の成長階段を上がるということです。夢やゴールがあれば、未来のいつの日か、今のあなたが想像もしていなかったようなあなたが居るはずです。自分でも知らない、自分の可能性の扉を開けるカギが手に入り、精神的な視点がどんどん上がり、人生を存分に堪能できるようになるのです。
これらはすべて、夢や目的やゴールを目指す人が、手にすることができるベネフィットです」

うーん、今日も珠玉の言葉をいただいた感じがしました。

さあ、今日も笑顔で一日をスタートさせます。


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