よろしければチャンネル登録お願いいたします。
スキやコメントも大歓迎でございますよー。

『王様になれ』

３０周年を迎えるバンド「the pillows」。
その記念プロジェクトとして作られたのがこの映画です。
原案はthe pillowsのボーカルである山中さわおさん。
監督・脚本は、山中さんの友人でもある俳優のオクイシュージさん。

僕がレギュラーで出していただいているFM NACK5「THE魂(ソウル)」のゲストで、お二人が来てくださいまして。
ならばチェックしなければ！と思い、いただいたサンプル用のDVDを端に置いて、映画館で鑑賞。

いや〜映画館で観て良かったですね。
ライブシーンの迫力が半端ない！

the pillowsの３０周年記念の映画とのことで
ドキュメンタリーだったり、バンドの足跡を追った劇映画なのかと思いきや
（もちろんそれも興味あるのですが）

プロカメラマンになるという夢を追う青年・祐介（岡山天音）さんが、ひょんなことからthe pillowsのロックに出会い
刺激をもらった彼が、試行錯誤しながら夢にしがみつき…
という、予想を良い意味で越えてガッツリストーリー映画でした。

夢を追うというところで、共感できたり身に染みたりする部分も大きかったんですが
生活や人生と音楽の関わりというのが、すごくナチュラルに描かれていたのが、とても良かったなと。

「あの歌に背中を押された」
「なぐさめられた」
「人生が変わった」
大げさじゃなくて、あると思うんです。
多くの人に。

そこが押し付けがましかったり、強引さを感じてしまうと、こちらは引いちゃう訳ですが
その辺りの具合がちょうどいい！
いや、３０周年映画だから、それでも良いんですけどね。
そこをしないガチさ。
素敵だ。

そんなこんなで、夢を追う男の人生のワンシーンを垣間見ることができる映画でした。