見出し画像

肩峰下インピンジメント-評価と介入-



どうも肩関節機能研究会の郷間です。
Instagram 臨床知識(エビデンス)➡ (@fujikata_goma)
Instagram 臨床技術(実技動画)➡(@kataken_second)
Twitter➡ (@FujikataGoma)


今回は初心に立ち返り、『肩峰下インピンジメントの評価と介入』という内容でまとめていきたいと思います。

2023年上半期は、自分なりに整理した評価と介入のルーティンを行ってみて、非常に手ごたえを感じましたので皆さんにも共有させていただければと思います。

🔊肩関節機能研究会の【定期購読】と【買い切りマガジン】のサービスを始めました。
【2023年7月現在 166名が購読中! 】


早速ですが、肩峰下インピンジメントを評価する検査方法として単一で信頼性の高い検査はありません。

Michener らは"5つの検査で3つ以上陽性の場合は肩峰下インピンジメントの確定診断としても有効であり、3つ未満の場合除外診断として使用できる"と報告しています。
こちらは、外科的所見に基づいて陽性または陰性を判定していますので、信頼性も高い検査です。

私自身も、臨床ではこちらの5つの検査をルーティンで行っていて、現在勤めている病院でも肩峰下インピンジメントの評価スコアとしてこちらの5つの検査を導入しております。

では、ここからは5つの検査の方法と陽性の場合の治療方法について一つ一つ紹介していきます。

Hawkin's impingement test

ここから先は

7,681字 / 11画像
この記事のみ ¥ 980

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?