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不育症治療開始〜命を宿したら絶対に守りたい

2018年夏、岡山大学で不育症との診断を受けて、岡山大学の中塚先生が週一で外来に来てくれる、福山のM病院で不育症治療開始&不妊治療を再開しました。

不育症治療は、高温期に入ったら生理開始までバファリン(バイアスピリン)を飲みます。
高温期が2週間続いたら、岡山大学病院に連絡し、ヘパリン自己注射開始。

不妊治療は、前の記事にもある通り、タイミングのみで人工授精や体外受精にはステップアップしない方針で通うことにしました。

また、甲状腺専門医の別の内科クリニックで、橋本病の治療も並行して行いました。

M病院での中塚先生の外来は3時間以上とかものすご〜く待たないといけないこともあり、主に院長先生に診察をしてもらいました。
これまでは不妊専門クリニックでしたがここはお産も扱っている産婦人科なので、妊婦さんや子供もいます。
この頃の私は、早く妊娠をしたいということよりも、
「もし妊娠したら絶対に流産したくない。最善の治療をしたい。」ということが何よりも優先だったので、周りに妊婦さんがいてもあまり気になりませんでした。
むしろ、幸せそうな妊婦さんにあやかりたいとのんびり構えることができたし、優しくて丁寧な診察をしてくださる院長先生に毎月タイミングを診てもらう中で、もし妊娠できたらこの病院で産みたいなぁと、焦らず、安心して穏やかな気持ちで不妊治療に通うことができました。
しばらくしてから、中塚先生からステップアップの提案を受けた時は少し心が揺らぎましたが、それから3年近く、この病院で地道にタイミングを診てもらいながら、高温期にバファリンを飲み続けました。

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