見出し画像

不育症のわたしが臨月を迎えられました

今回は過去のことではなく、今現在のことを綴ってみたいと思います。

3/17に妊娠10ヶ月、臨月に入りました。
ここまで順調に育ってくれたことに安心する気持ちもあるけど、いつ来るかわからないお産に不安になる気持ちの方が大きく、臨月の前日、夫と大喧嘩。

妊娠してからというもの、不安になると、なんで私だけがこんなに頑張ってるの?!って、夫への小さな積もり積もった不満が爆発して、大喧嘩になる。
その繰り返し。

夫と和解して気持ちが落ち着いて我に帰ると、私の不安の根本は、やっぱり二度の流産のことがあるなぁと認識しました。

前回の大喧嘩は妊娠30週でアスピリンとヘパリン注射を辞めるタイミング。
注射やめても、ちゃんと胎盤から赤ちゃんに血や栄養を届けられるのか。
先生の話を聞いて納得はしたのに、この頃はネットで検索もしまくって、ほんとに不安でした。
その後、赤ちゃんが毎日胎動で元気だって伝えてくれることもあって気持ちも落ち着きましたが、臨月入るタイミングでまた勃発。

今回の妊娠はほんとに順調に育ってくれていてほんとに嬉しいのに、これまでの流産経験とのギャップがありすぎるというか。
両親学級とか行って、他の妊婦さんと一緒に、フツーのお産の話を聞いていると、ほんとに無事に産めるのか?と信じられなくなったりとか。
お産の痛みなんて、どーでもいいんです。
とにかく、無事に産めるのか。生きた赤ちゃんをこの手に抱けるのか。それが怖い。
そういった気持ちを吐き出す場が無くて、夫に当たってしまったんだなと。
不育症患者には妊娠後も、なんかこういう気持ちに気付いたり、共有できる機会が必要だなと思いました。

妊婦はみんなそれぞれに不安やいろんな思いを抱えているんだとは思うのですが…。

この子は絶対に元気に産まれて、この世界で生きていく使命がある。

この通り、精神的に弱々で情けない母ですが、赤ちゃんを信じて、心穏やかに出産まで過ごしたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?