４月に予約した図書館の本の順番がやっと回ってきた。８ヶ月近く待ったことになる。予約した時点で400〜500人待ちだった。それに対して所蔵数は、たったの２〜３冊。これは１年以上待つなと覚悟していたが、途中で所蔵数が８冊に増えていた。
 
　元々、本は読みたいと思ったら買っていた。しかし、ここ数年、近所にあった本屋、マンガ喫茶、古本屋すべて閉店してしまったのだ。隣の駅に行けばあるのだが、ふらっと寄って買うことがなくなってしまった。そもそも置くスペースもなくなってきている。
 
　なので、マンガは電子で、本は図書館で借りて、どうしても欲しい物だけ買うようにしている。本も電子書籍で買ってみたのだが、自分にはどうしても馴染めなかった。マンガなら読めるのだが、活字は進まない。ひどく疲れてしまう。
 
　図書館の本は、新刊で人気だと、いつも何百人も予約待ちしている。これまではあきらめて購入していた。今回初めて待ってみた。今ももう１冊、448人待ちの本を予約している。気長に待つのも悪くはない。
 
　友人から、職場で図書クラブを作り、読み終わった本を持ち寄って社内に置き、次の人が読めるようにしているという話を聞いた。自分が読まないタイプの本とも出会えると。とてもいいアイデアだ。家に置き場がなくても読みたい本が買える。捨てずに誰かに次読んでもらえる。感想を話し合えたりする。
 
　そのアイデア以上に、そんな本好きが10人も集まっている職場がうらやましいと思った。買いたい本を悩まずに買える経済力も。私もそんな職場で働きたいものだ。でも今は図書館に感謝。もう少し新刊を増やしてもらえるとありがたいです。