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『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』

『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』は、臨床心理士の東畑開人の著書。

彼は京都大学大学院教育学研究科博士後期課程終了後、現在白金高輪カウンセリングルームを主宰されています。

2019年に出版された『居るのはつらいよ』で大佛次郎論壇賞、紀伊國屋じんぶん大賞を受賞。今回ご紹介する著書は2020年に出版されたものです。


【 心 に 残 っ た 一 文 】
悲しみは気持ちのいいものではなく、心を落ち込ませます。
でも、そういう時間がなければ、僕らの心はシンプルで、狭く、浅いままにとどまってしまう。目の前の複雑な現実と触れ合えないままに、白と黒しか存在しない自分だけの世界に閉じこもるならば、世界は貧しくなってしまう。

『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』


ー僕らは今、ひどく孤独になりやすい社会を生きている。

この自由で過酷な社会を「いかに生きるか」について、わかりやすい言葉で解説してくれています。
あなた自身、もしくは周囲の方で心の疲れをため込んでいる方はいないでしょうか?
解決の糸口になる一冊かもしれませんよ。

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