第1-4章・失った居場所 (3.3%ツクリバナシ)
高所恐怖症なんです、本当は。
でも現役時代はそんな事、とても口には出せなくて。だって仕事ですから。
それを言ったら仕事を無くしてしまうかもしれません、だから言い出せなくて。
朝から晩まで四六時中、年中無休。おてんとうさまに延々と照らされ続ける。
それが仕事でしたから。音を上げる、それはありません。最後まで、最後の
最後まで頑張りました。
それがある日、突然。 あれを寝耳に水と呼ぶのでしょうか?
『もう、いい。』
『もう、いらない。』
" えっ?! "
ズルズルズル
抵抗、できませんでした。 もう・・・いらない。
ショック、でした。
仕事を失った[仲間たち]と一緒に考えました。
"これから、どうなるんだろう?"
つづく・・・