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冒険研究所書店さんへ行ってきました

日頃お世話になっている冒険研究所書店さんへ行ってきました。

委託販売をお願いしている品物に関する雑事が本来の目的です。
それを済ませ、せっかくの機会なので、店内の拝見をしていたら
ひとつの案内が目に留まりました。

こちらの冒険研究所書店の店主さんが、自ら文章を執筆なさった絵本が
[第28回日本絵本賞の大賞]を受賞されたとのこと。
(絵本の絵は別の方が担当された共作)その絵本を購入してきました。

残念ながら私の暮らしの中で本を手に取る機会は、限りなくゼロに
近いものになってしまっています。それを良しとは全く思っておらず
もうすこし違う環境・育ち方をしたのなら、こういう風にはならず
本に親しむ、それはまるで空気に親しむように、そういう知人の
様子を見るにつけ、あんな風に育っていたのならと思うことは
しばしばではあっても、今からこの暮らしに大きな変化を作ることは
なかなかこれが簡単なようで難しいのです。

でも縁あって手元に来た絵本を、柄にもなく秋の夜長に粛々と読んでみました。

大変僭越ながら私の感想としては、絵本賞、つまりこれは子供向けであろうと
短絡的に捉えていたところがありましたが、この本は幼子よりはむしろ、
ある程度まで年齢を重ねた少年から大人こそが手に取りページを繰ることで
得られるものがあるのでは無いかと感じました。
それは、それは、奥の深い内容の一冊。

でも本でもなんでも、できるだけ幼いうち、つまり心が柔らかなうちに
親しむ機会があれば尚より一層、そのものと仲良くなれるその可能性をおおいに
含んでいるとその実体験はあります。
ですから自らの反省をも込めつつ、いずれ自分の近しい幼子へ、この本を
託してみたいと、そう思ったのです。

委託販売の雑事よりも今回は、この一冊の本との出会いが、私にとっては
非日常の格別な機会となりましたので、今日は、ここに紹介をさせて頂きました。

奇しくも、今は秋。静かに物事を考えるには絶好の気候の最中。
本であれ、アートであれ、製作であれ、心静かにそれらに向かう良い時期を
生かしてゆきたいものです。みなさまどうぞ良い秋の日々をお過ごしください🍁


追記・冒険研究所書店さんへ、ブドウの木のコップのちいさなもの、気軽に日常遣いのできる大きさのものを委託をしてまいりました。
すでに冒険研究所書店さんのオンラインショップでもご紹介をして頂いております。すばらしい、なんて、仕事の早い方々なのでしょう。頭が下がるばかりです。
秋の夜長の読書のお供に、お気に入りの飲み物🍶🍺☕️はいかがでしょう。
こころからお勧めをさせてください。よろしくお願いします。