■新歌舞伎「風の谷のナウシカ」を観て想う

　人は、それぞれの描く幸せに近づきたいと言う想いがある。そして、その幸せを得るために翻弄する。人は、その幸せに、純粋な幸福を想い描き、追い求める。しかし、その想い描いた幸福を得た瞬間に、きっと気づくのだろう。それは、純粋な姿の幸福ではなく、様々なものが混在した姿の幸福であることを。人は、全くの純粋な幸福を得ることが出来ないのだろう。

　この世は、生と死、光と闇、善と悪、静と動、明と暗、正と負なのである。それが一つとなって存在する世界。どちらか片方のみを得ることはできないのだろう。人は皆から賞賛の光を浴びたとき、その背後には、必ず影が生じる。その影から遠ざかろうとも、どこに行ってもその影は追いかけてくる、決して離れることはできないのだ。

　ただ、人が幸せになるためには、周りにいる他の人も幸せにすることだ。他の人が幸せになり、光を放つことで、自分の周りが光に満ち溢れる。すると、自分の背後にできた影が、周りで放つ光によって打ち消される。人は、他の人に幸せを、与えることでしか、本当の幸せには行き着けないのだろう。

　皆さま、自分が幸せになるには、幸せになる覚悟が必要なのだと言うことを、私は伝えたい。「新歌舞伎　風の谷のナウシカ」を観てとても感動したことを皆様と共有したく、この言葉を残します。２０２１/１/３

◆[DF-LHS]

◆サポート支援名　　　　　　　　　　「Draw Future LoHaS:　未来のロハスを　　描く」毎日更新🆙

■今日お正月３日目のこと

・新歌舞伎　風の谷のナウシカ　にとても感動した。歌舞伎を全編見たことのなかった私にとって、初めて引き込まれた作品だった。ジブリ作品のファンではあったが、歌舞伎の素晴らしさを感じることができたような気がする。とても幸福感を得ることができた。ありがとうございます。