見出し画像

フレッシュな視点がビジネスを前進させる!ゲームクリエイター流の企画アイデア術がビジネスにマッチする理由

ビジネスのアイデアについて考えることは多いですが、考えは巡れど前進しないことがあります。

そんなときに心がけているのが「フレッシュな視点」です。

ゲームクリエイター流「フレッシュな視点」

「フレッシュな視点」とは、人気ゲームの「ぷよぷよ」や「はぁって言うゲーム」などを作ったゲーム作家の米光一成先生が、アイデア講座で取り上げているテーマの一つ。

たとえば、【頭に「ち」が付く単語で「丸い」もの】を考えたときに、「地球」では普通、「ちりとり」はちょっと判断が分かれるのでストレンジ、「チョーク」は言われるとナルホド!とすぐわかるのでフレッシュな回答。

このように「自分だからこそ出てくることを誰にでも伝わるように表現する」のが「フレッシュな視点」の例です。

「アイデアを練る」とは

「フレッシュな視点」の効用は、特に「アイデアを練る」段階で活かされます。アイデアを練るとは、アイデアを吟味することとも言えます。

普段私たちは良いアイデアを思いつくと、すぐに実行したくなります。しかし、思いついたアイデアがそのまま実行できることはほとんどありません。

ここで足りないのがアイデアの吟味です。
アイデアを吟味するには、アイデアの構成要素について考えることから始めます。

特にビジネスのアイデアなら、ヒト・モノ・カネと言われる要素の他に製造方法や物流、販路、使用シーンなど様々な項目が想定されます。

それをできるだけ多く真っ白な紙に書き出してみてください。

そこから思いついたアイデアを「フレッシュな視点」で人に伝えるのに欠かせない要素を8つ選びます。

8つ選んだら、そのキーワードの一つ一つを「消し」たり、「壊し」たり、「逆に」したりして、「他の要素に置き換えたほうがもっと伝わらないか?」「そもそも本当に必要なキーワードなのか?」など、思いついたアイデアをまるで別人のような視点でイジってみます。

すると、今まで完璧だと思っていたアイデアも、「こうすればもっと伝わるかも!」とか「このキーワードはなくても良いな」と言った視点が生まれてきます。

そうなればシメたもの。あとはもっとフレッシュに感じてもらえるようにアイデアを再構築して、誰かに話してみます。そして反応を確かめたら、またアイデアを吟味する。

これを繰り返すのが「アイデアを練る」ということです。

愛せる企画になっているか

この「アイデアを練る」ための方法や基本的な考え方を先日経営者向けのワークショップでお話したら、大変喜んでいただけました。

ワークショップでは、アイデアを活かす領域を間違えた失敗談や、イノベーションという言葉に踊らされて遠回りしてしまったことなど、実際のビジネスでおちいりやすい思考パターンについてもお話しました。

そして最後は、何度も企画アイデアを練っていくことで、永く愛せる企画になっていれば、粘り強く企画を実行していけると結びました。

企画を成功させるには諦めない熱意が一番大切です。
でもただ同じやり方や伝え方を繰り返すだけでは、現実の壁に跳ね返されてしまいます。

そんなときにゲームクリエイターも心がけている「フレッシュな視点」「アイデアを練る」手法で、自分しかできない工夫と表現を積み上げて壁を乗り越える。

そして、そこまで自分の企画に創意が練り込まれたまら、きっとその企画に「愛」が芽生えているはずです。

ぜひゲームクリエイター流のアイデア術を身につけて、ビジネスに活かす企画を前に進めていってください。

ゲームクリエイターにも共通するビジネスを前進させる方法について、もっと詳しく知りたい方は、ワークショップの資料を無料でご提供しています。(むちゃぶりノート公式サイトの問い合わせフォームに「ワークショップ資料請求」とご記入のうえ送信してください)

ビジネスコンテストや企画イベントの副賞など、アイデアを練るための発想力を鍛える「むちゃぶりノート」はいろんな用途でのお問い合わせが増えてきました。

ご質問やワークショップの資料請求はTwitterのDMや公式サイトのフォームにてお願いいたします。

「むちゃぶりノート」はAmazonやイエローサブマリン、Makuakeなどで販売中です。


いただいたサポートは、さらなる研究のために使わせていただきます。わかった情報は出来る限り公開、発信していきます。