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組織を利用して個人を出す。サラリーマン起業のススメ。

水曜どうでしょうディレクターの藤村でございます。
2回目もビシッとやっていきたいと思います。今月号のテーマは「『サラリーマン』ってなんなんだ」です。

フリーランス全盛の時代、それでも組織に残っていい

フリーランスみたいな働き方が一般的になってくる中で、「サラリーマン」になるかどうかで悩む若い人がいる。すでにサラリーマンで「会社に残るべきかどうか」と悩んでいる人もいる。

今はYouTubeとかクラウドファンディングとか、個人では中々できなかった部分をカバーできるものが確かにある。

でも、オレは「組織に残っていい」と思っているんだよね。

オレの場合の「組織」はHTBっていう会社のことなんだけど、組織と会社は完全にはイコールではない。さらに言うと、オレは会社について、「一生安泰」とか「自動的に出世できるところ」ってそもそも思ってなかったから。

みんな「上司・部下」とか「昇進」とかっていうふうに、会社のことを「縦」で捉えるんだけど、会社っていう組織にいようがフリーランスでいようが大切なのは「横」のつながりなのよ。今日はそんなことを書いていこうと思います。

会社員になることは、「村に住む」くらいに当たり前のこと

今、会社員ってさ、「社畜」とか呼ばれて「それぞれの業種のことだけをやる、会社の言うことを聞く人」って感じになってるじゃない。

でも、オレは「会社員になる」ことを単純に「組織に入る」ことだとしか考えてなかった。縛られるとかじゃないの。組織っていうものがないと人間は生きていけないから、サラリーマンになることは、人間にとって「村に住む」くらいに当たり前のことだと思っちゃうわけ。

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