風香

26歳

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最近の記事

平井堅ではありませんが(2024.3.28)

・武田砂鉄の『父ではありませんが 第三者として考える』を読了。 武田砂鉄は『わかりやすさの罪』を最近読みだして、『芸能人寛容論』でその辛辣な悪口のセンスにすっかりファンになった。 分かりやすさや断言とは距離を置き、余白を残す語り方が不思議と毎回深く印象に残る。 20代半ばになってくると結婚、出産を選択する同級生がチラホラ出てくる。 私自身は他人様で起こっているそういったビッグイベントに対して自分との無縁さを感じており、また碌な支援もないまま出産を啓発してくる社会を見ていると

    • 生活に成金おじさんが参戦

      だいぶ前にネット注文した和田邦坊の船成金おじさんフィギュアが届いていた。 SNSの投稿で話題になり注文殺到中な上、一つ一つ3Dプリンタで作っているそうなので3週間ほど待った。でも買ってよかった。 なんせケーキの上に乗ってるマジパンみたいな質感がとにかくかわいい。 造りもかなり細かくて、確かにこれはSNSに上げたくなる気持ちがわかる。 好好爺の顔して一度見たら忘れない乱暴な金の使い方。 これを見てると自分は富裕層でもない無職なのに懐が暖かいと勘違いしそうになる。 ライト

      • 適応障害とはんこ

        仕事を辞めて4年ほど住んでいた大阪を離れて、実家の福岡に帰ってきた。 ここ4ヶ月で起こったこと↓ 上司にセクハラされる ↓ 内密を前提に(相手に部屋番号まで割れていたため)人事総務部に報告 ↓ 事前相談なしで上層部にまで報告書が行き渡り社長にまで回し読みされる ↓ 退職希望を上司に言っても無駄に引き留められて会話がストレスになり適応障害になる ↓ 休職の後そのまま退職 今月頭から労働局を介して慰謝料を払うよう会社側に文書で連絡しているが、 曖昧な返事で未だに正式な回答は

        • 呪物と御守り(5/21日記)

          大学からの先輩と大阪歴史博物館に行った 大阪歴史博物館は一昨年も「怪しい絵展」を開催してて、少しダークな展示もしていてとても好き(入館料六百円も安い) ちなみに一部作品を除き撮影OK あと、爪楊枝に小さい人形が付いている棒が5本セットぐらいで並んでいる雛人形の元祖?の実物もあった 子供の穢れを人形に乗せて川に流すのが元だったそう 人間の預かり知らない『何か』をコントロールする為に使う点では、呪物も御守りも紙一重だなと思った 館を出た後は、ダラダラお茶して恋愛相談に乗

        平井堅ではありませんが(2024.3.28)

          最近の読書

          2022年読み納めはこれ 保田孝一『最後のロシア皇帝ニコライ二世の日記』 ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の日記を纏めた一冊 日本という初めて来た異国の地で知らん狂人にいきなり頭を切りつけられたのに(大津事件)、 「全然気にして無い!日本めちゃ好き!」みたいなこと書いてあって良いやつだなと思った ヨーロッパ的貴族教育を幼少から受けたかららしいが、大の大人(しかも皇帝)の日記に『パパ』『ママ』が頻発してるのがウケる (後普通にマザコンだったらしい) 武田百合子の『富

          最近の読書

          ゴリゴリ文系だった癖にインスタで看護学生の勉強ノートめっちゃ見てる なんで?

          ゴリゴリ文系だった癖にインスタで看護学生の勉強ノートめっちゃ見てる なんで?

          大正時代の図案集を買った

          心斎橋パルコの古本フェアでゲット ざっくり言うと、大正時代の少女向けの雑誌の挿絵を集めたもの これがなかなかどれも味があって良い 味のある線の運びが癖になる なかでもお気に入りがこれ 「はえ???」みたいな顔したお嬢さんの表情が妙にかわいい オキニすぎて消しゴムはんこにした 学級新聞でも作ろうかな 使い道募集してます

          大正時代の図案集を買った

          ピルデビュー

          よくある話で一文目から恐れ入っているんだけども、社会人になってから生理痛がどんどん酷くなってきた 学生の時はそもそも年4回しか生理が来ず(今思えばそれはそれで大問題)薬飲むほどの痛みはほとんど無かったのに、今では毎月半休を取るほど動けない身体になり、ついにノーシンピュアもバファリンルナも白旗を上げるザマ 生理真っ最中の今週もいよいよ死ぬと思い今日仕事中に婦人科に行ってきてピルを処方してもらいました 年々感じる自分の身体のままならなさからの乖離を祈りながら、明日から飲み始

          ピルデビュー

          ミュシャとロートレック

          大阪中之島美術館で開催中の『ロートレックとミュシャ パリ時代の10年』を観に行った タイトルの通りミュシャとロートレックがパリで栄華を誇った時代の作品を中心に紹介されてるんだけど、ロートレックは37歳で亡くなるので実質ロートレックの作品は全時代ほぼ網羅してる...と思う ミュシャは美麗な作風に対して非常に戦略的で、好評だったモチーフを何度もセルフリメイクしたり(春夏秋冬)、晩年に自分が描きたい作品に十分取り組めるように富裕層からの仕事を率先して資金集めしたり、キャプション

          ミュシャとロートレック

          9月買ったかわいいもの

          基本的に常に社会に絶望しているので、 せめて自分の目を少しでも綺麗にしようと可愛いものへのアンテナを常に張っている その反面私はかわいいものへのハードルが低く、割とあらゆるものに「かわいい〜〜!!!」と言っているので周りの知らん人間からは多分脳みそメロンパンの馬鹿女だと思われている そして多分当たっている リーメント ぷちサンプル 昭和レトロ おやつの時間 8個入り こんな感じのミニチュアが8個入っている どれもしみじみ作りの良さに感動する リーメント製造工場があった

          9月買ったかわいいもの

          まつパした日は1日だけ二重になるのでまつ毛も上がって顔も若干変わって嬉しい

          まつパした日は1日だけ二重になるのでまつ毛も上がって顔も若干変わって嬉しい

          墨を呑む

          6:40起きる 今日は神戸の得意先に午前中アポイントがあるため早起き 得意先は会社から1時間半程で、急がなくても面談時間まで余裕があるけど朝会議をサボれる大義名分のため早くに出発する 面談時間に着き受付の方に名前を伝えたところ、相手は今日休んでいるとのこと 当然事前連絡無し 休みは勿論ご時世的なものもあると思う自分もいるが、20代半ばの女がきっと誰しもが感じる「舐められている」がヒリヒリとまた嫌でも湧いてくる 怒りよりと悲しさがないまぜになり、HPとMPを同時に削ら

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