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ドラマ感想文

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映画やテレビなど映像ドラマを観た感想文を集めていきます。
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記事一覧

「罠の戦争」第十一話感想「螺旋階段を登る」

解体と再生。堂々の完結  第十一話が最終回である。  鷲津亨は権力の魔力に取り憑かれ、方…

深川岳志
1年前
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「罠の戦争」第十話感想「そして誰もいなくなった」

第十回の骨格  いよいよ最終回直前回。ストーリー的にはクライマックスへの助走だろうが、そ…

深川岳志
1年前
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「嘘の戦争」第九話感想「鷲津亨の栄光と影」

罠の応酬  鴨居大臣の告白で窮地に立たされるものの、鶴巻幹事長はまだ無力ではない。  亨…

深川岳志
1年前
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「罠の戦争」第八話感想「予知不能な状況を生み出す可南子」

泰生目覚める  なにより驚いたのは事件が解決してしまったことである。  ドラマの発端は鷲…

深川岳志
1年前
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「罠の戦争」第七話感想「鴨居大臣大ピンチ。鶴巻幹事長の不気味な沈黙」

今回のターゲット  第八話のターゲットとなるのは、鴨居大臣親子である。  鴨居ゆう子(片…

深川岳志
1年前
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「罠の戦争」第六話感想「ラスボスに王手か。幹事長の謎に迫る」

幹事長の重み  岸部一徳が嬉々として鶴巻幹事長を演じている。  岸部一徳は1947年(昭和22…

深川岳志
1年前
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「罠の戦争」第五話感想「第五〇回衆議院選挙」

全十話の「罠の戦争」、折り返しで代議士に当選  「罠の戦争」は全十話で完結するらしい。今回は第五話だから折り返し地点まで来たわけである。最初からネタバレを書いて申し訳ないが、紆余曲折はありつつも鷲津亨は選挙戦を勝ち抜き、代議士となる。  一話から五話までは「政治家の秘書」の話、第六話以降は「国を代表する代議士」の話ということになる。代議士になれば社会的地位も高くなる。ずっと「弱者の反乱」テイストでいくかと思っていたので意外な流れだ。もちろん亨の敵は桁外れの権力を持っているは

【罠の戦争】第四話感想「選挙編、始まる。可南子の活躍」

キーマンは後援会会長・鰐淵益男  犬飼の地盤である千葉十五区から鷲津亨を出馬させる案は、…

深川岳志
1年前
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【罠の戦争】第三話感想文「犬飼大臣編完結。運転手牛尾の我慢」

ふたりのキーマン  一話ごとにキーマンが登場する。今回はふたり。矢柴俊博演じる犬飼専任運…

深川岳志
1年前
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【罠の戦争】第二話感想「鷲津と虻川の頭脳対決。キーマンは蛯沢か」

前回からの続き(ネタバレあり)  一話と二話は「対虻川戦」の前編後編のおむもきがある。 …

深川岳志
1年前
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【罠の戦争】第一話感想「鷲津には謎がある。なぜ蛯沢に声をかけたのか」

シリーズ三作目「罠の戦争」  「罠の戦争」は「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズの…

深川岳志
1年前
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