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ブルーシートはためかせ子は旅立てり

 卒業式の翌日、息子と犬を残して引越しの荷物運びをしました。実家の軽トラックを借りてきて、前日夜に荷物を積み込み、早朝に出発しました。半日がかりで到着し、借りた部屋に荷入れしました。荷入れ自体はそれほど時間はかからなかったのですが、ここからが仕事の始まりです。古い物件を娘の理想の部屋にするために、リノベーションするのです。

 借りた時には経年劣化が進んで、女の子に暮らさせるのはどうかと思う部屋でした。ただ大学にも駅にも近く、周辺環境が落ち着いていて、家賃も安かったので、娘の理想の部屋になるようにキレイにしてあげるからと約束して、ここに決めました。夫と私と娘、ネットで調べながら素人内装業に挑戦です。もっとも、ハウスクリーニングと、いくつか設備を新しくしてくれていたので、そう悪くない状態にはなっていました。

 照明とカーテンを取り付け、隅々まで拭き掃除をした後、少しずつ現場合わせでクッションフロアを床の形に合わせて切り、マスキングテープと両面テープで固定していきます。床ができないと机も棚も置けないので、最優先で作業しました。夜中の3時過ぎまで頑張った結果、部屋の方はクッションフロアを敷き終えました。茶色から白になって垢抜けた床に、大の字になって寝そべる娘。本日終了です。

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