始めます

 アカウントだけ取得して長らく放置していたこの note ですが、やりたいことが出来ました。短歌の感想です。

 一昨年までは短歌、現代詩、小説、川柳を少しずつかじりながら好き勝手に書いていましたが、昨年からほぼ短歌に落ち着いています。自分に一番あっていると思い始めているところです。好き勝手に歌作りをしているのは相変わらずです。些細な意地で、毎日投稿していた「うたの日」もやめてしまいました。ただ、自分の考えや感性だけではやはり限界があります。人の歌も読む必要があります。好きな歌に出会ったら、詠んだ人に感想を伝えて、その人の許諾があればここに感想を投稿してみたいと思い立ちました。

 読むことを重ねてきたから、相手を決めつけずに済んでいるのだと思います。それでも思い込みはあるけれど、解除するための回路もいろいろ獲得してきました。以前は詩を、いまは短歌を、趣味にしていてよかったです。古典を読むことを、死者の魂を呼び起こして対話することだと言い表した本を読んだことがあります。私に霊媒の素養はありません。生者の魂でも呼び起こして対話する力があるかどうか、甚だ不安です。ただ言葉を介して近づいて行くことは、困難ですが出来ないことではないと思っています。少なくとも諦めたくはないです。諦めた果てにあるものを、嫌でも見せつけられる時代なのです。

 私にとって無理のないペースで進めます。時々ご覧いただければ嬉しいです。歌人の方、短歌が趣味の方、感想を送ったり不躾なお願いをすることがあるかと存じますがご了承ください。歌に近づくための努力は惜しまない所存です。

 どうぞ宜しくお願いします。

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