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【自ずから健康になる】自分で自分の体をよくできる人を増やしたい

こんにちは。

突然ですが、あなたは、病院や治療院、整体、健康グッズに依存した生活をしていないでしょうか。
また、不調を持ちつつも「忙しいからしょうがない」とあきらめていないでしょうか。

私は施術家などの仕事をしており、多くのお客様の体の不調と日々関わっています。
この仕事はある意味で、不調をお持ちの方のおかげで成り立っているような側面もあります。

しかし、矛盾するようですが、私は、
「健康を他人任せにしない」
「自分で自分の体をよくしたい」

と考える人を増やしたい、という思いで仕事をしています。

執筆者 ふかやとしふみ
古武道師範、身体均整師(ボディデザイナー)。剣術を中心に武道・武術やさまざまなトレーニング、整体を実践する中で工夫してきた、体の不調改善、身体機能UPの方法を紹介しています。


心身の健康を二の次にしてしまうのはなぜか

世の中には、
⚡自分で自分の体を管理してきたにも関わらず、不調になってしまった
⚡自己改善ではどうしようもなく、プロの手にかからないといけない
という方がたくさんいらっしゃいます。
そのような方は、もちろん専門家のところに行くべきです。

一方で、自分の心身の健康を最初から他人任せにしてしまっている人も少なくないと感じています。

「健康に責任を持つといっても、忙しくてそれどころではない」
「仕事のため、食事や睡眠は犠牲にせざるを得ない」

こういうお話もよく耳にします。

これは結局自分の健康より他のことを優先し、二の次にしてしまっているということです。

なぜ心身の健康はおろそかにされがちなのでしょうか。

それは、人間は短期的な欲求を重視して判断・行動してしまうからでしょう。

1日や2日不摂生したところで、いきなり体の状態が悪くなることはありません。
たとえば忘年会シーズンなど、飲食の量や質が変わってもいきなり病気になる方は少ないでしょう。

体の変化はよくも悪くも「ゆっくり」です。
そのため、それよりも短期的に大事な仕事や趣味、家庭のことを優先してしまうのが普通です。

しかし、健康を二の次にしてきた行動は積み重ねられ、1年後、5年後、10年後、、という長いスパンで心身をむしばんでいきます。
そのようにして積み重なって起こった体の不調は、やはり改善するのにも時間がかかります。

このようなことも、知識としては「なんとなく知っている」という方が大半です。
しかし、それでも短期的な、目先の出来事を優先してしまうのが人間なのだと思います。

特に、現代社会では仕事のスピードが速くなり、競争が激しく、娯楽も増えています。
そのため、長い目で見た自分の心身の健康・ケアに思いをはせる時間は減っているのかもしれません。

自分で自分の体をよくできる人を増やす。そのためには?

このように、人間は本質的に、自分の体のこと、健康のことを犠牲にする行動をとりやすいのだと思います。

しかし、それでも世の中には健康習慣を続けられる人がいます。
それは、その習慣自体を楽しむことができている方です。
健康習慣を楽しむことができる人は何が違うのか、下記の記事に書いています。

私としては、
「自分で自分の体をよくできる人を増やしたい」
という思いがあります。

しかし、そのためにセルフケアやエクササイズの情報を発信するだけでは、何か欠けている感じがありました。
それは、結局のところ「方法を知るだけでは続かない」ということでした。

そのため、これから私がやるべきなのは、
よりよい運動法を考え、お伝えすること
◎運動が続くように、身体、運動、健康などに関する考え方を丁寧にお伝えすること
◎運動が続くように、さまざまな形でサポートすること
だろうと考えています。

また、もっと根っこにあるのは、
「よりよく体を動かす(体が動ける)ことが、よりよく生きることのベースになっている」という思いです。

このような考えを理解していただくことができれば、体との付き合い方が根っこから変化し、結果として健康的になっていく。
そういう方が増えるのではないかと思います。

この点については「よりよく動く、よりよく生きる」というマガジンのタイトルにもしており、このコンセプトの記事も書いています。
よろしければ、こちらも読んでみてください。

自ら(みずから、おのずから)健康になるあり方

私はここまで「自分で自分の体をよくできる人を増やしたい」というテーマで書いてきました。

しかし、私はもう一つ大事だと思うことがあります。
それは「自ら(自分で)」体をよくできるだけでなく「自ずから(おのずから)」体がよくなることが大事、ということです。

みずから・・・自分で、意図して。
おのずから・・・自然に、意図しなくても。

少しややこしいですね。

現代人にとって健康は自己責任で、負担に感じられる面があると思います。
健康を害せばお金がかかり、治療に時間がかかり、重ければ人生を左右する。
そのため、不利益を被らないでいいように、自分で(みずから)健康のために予防に励まないといけない。

このような文脈で語られることが多いです。
私も、伝わりやすさを考えて、あえてここまではこのように書きました。

しかし、なぜ健康的に生活すること、不調を予防することはそれほど負担なのでしょうか。
なぜ健康を心がけることは、これほどメンドクサイのでしょうか。

それは、そもそもの考え方やライフスタイルが「自然に不健康になるようにな方向」を向いてしまっているからではないでしょうか。
そのため、健康を心がければ、その方向を無理やり変えなければならない。そこに負担感を感じてしまいます。

逆にいえば、考え方やライフスタイルの根っこが変われば「自ら(みずから)」意思をもって健康的な生活を心がけなくても、「自ずから(おのずから、自然に)」健康的になっていくのだと考えます。

もちろん、これまで不摂生してきた方は、まずは「自ら(みずから)」意図して生活を変えるべき期間も必要でしょう。
しかし、意図して努力を継続することは、なかなか大変です。

そのため、いずれは「自ずから(おのずから)」体がよくなっていくように、考え方の根っこを変えていったらいい。
そのように私は思います。

そして、この「考え方の根っこ」を変えることが、自分で自分の体をよくできる人を増やすことにつながります。
そのため、noteのこのマガジンなどを通して、その「考え方の根っこ」を変えるにはどうしたらいいか、これからもっと言葉にしていきたいと思います。


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