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【股関節のゴリゴリ、詰まり、引っかかりに②】インナーマッスルで股関節を使えるようになるワーク

こんにちは。
以前、下記の記事を書きました。

今回の記事の内容は、こちらの記事の続編的な内容です。

上記の記事を読んでなくても大丈夫です。
こちらの記事の内容だけでも効果が出るように書いています。

ですが、今回紹介するワークは少し難易度が上がります。

そのため、今回のワークがうまくできない場合は、上記の記事の内容を実践した上で行うことをおすすめします。

この記事で紹介するのは、下記のような悩みをお持ちの方に向けたものです。

✅股関節の詰まり、ずれ感、ゴリゴリ音が気になる
✅股関節が痛くなることがある
✅膝が痛くなることがある
✅歩いていて、左右の脚の使い方に左右差を感じる
✅スポーツ・武道などをしているため、股関節の機能を向上させたい

股関節は非常に自由度が高く、パワーが強い関節です。
しかし、現代人の大人の生活では使われることが少なく、うまく使えなくなっている方が多いです。

股関節がうまく使えなくなると、上記のような股関節や膝の問題に繋がりやすいです。

この記事で紹介するワークでは、股関節の機能を向上させることができますので、ぜひお試しください。

執筆者 ふかやとしふみ
古武道師範、身体均整師(ボディデザイナー)。剣術を中心に武道・武術やさまざまなトレーニング、整体を実践する中で工夫してきた、体の不調改善、身体機能UPの方法を紹介しています。


「股関節が使える」とはどういう状態か

そもそも股関節が使えるとは、股関節を動かす運動で「股関節だけ」を動かせるということです。
別のいい方をすると、脚の骨(大腿骨)と骨盤を分離して動かせるということです。

逆にいえば、多くの方が股関節だけを動かすべき動きのときに、膝や背骨など、隣接する別の部分を一緒に動かしてしまっています。

もちろん、動きによっては膝や背骨も一緒に動くことはあります。

しかし、脚を使う多くの動きは股関節を中心に行うべきなのです。

なぜなら、股関節はとても自由度が高く、かつたくさんの強い筋肉で動かすことができるパワフルな関節だからです。

たとえば、
・しゃがむ、立ち上がる、スクワットの動き
・歩く、走る
・キックする
・階段をのぼる
といった動きをするときに、膝を支点にすると膝を痛めやすいですし、腰も一緒に頑張ってしまうと腰が疲れたり、腰を痛めたりします。

また、体を左右にねじる動きも股関節主体で行うべきです。

たとえば、
・後ろを振り向く動作
・やや後ろにあるモノを手で体をねじって取る動き
などをするときに、腰をねじってしまうと腰を痛めやすいです。

股関節からねじれば、腰を痛めることはありません。

スポーツ・武道などの運動時や、ウエイトトレーニングなど強い負荷をかけて動くときはなおさらです。

それほど、股関節を使って動くことは大事なのです。

とにかく、多様な方向に動き、パワフルな股関節をちゃんと使えるようにするべきとだけでも覚えておいてください。

それでは今回は、股関節を腸腰筋から使えるようにするワークを紹介します。


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