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落語の日

落語の日(6月5日)は、落語家の春風亭正朝が制定したそうです。
コロナの影響で、日本全国の寄席がことごとく中止になっていますが、末広亭などは今月からオープンしたようですね。

代表的な古典落語の38話のストーリーを漫画化した『滝田ゆう落語劇場』でも有名な滝田ゆう。彼は自分が生まれ育った下町を舞台にした作品を多数生み出しています。

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1980年に青林堂から刊行された青林傑作シリーズ『寺島町奇譚』改訂版を底本に、7本の作品を収録した彼の半自伝的作品『寺島町奇譚 傑作選』です。

玉の井のスタンド・バーの息子 少年キヨシを主人公に、その家族や友達、バーの客、近所の住人たち、飼い猫、銘酒屋の女や出入りする男たちが織りなす日々の悲喜劇を、淡々と微細な筆致で綴った作品。

1990年に亡くなってから30年も経つのが信じられません。彼の粋な着物姿はまだ鮮明です。

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聞きに行くつもりたった落語会がことごとくキャンセルになり、悶々とする毎日を送っておりましたが、とある落語会は4/7の公演がまず5/25に延期、それが再延期となり11/11に決定。でも11月は大丈夫なのか!? もはや興行主の熱意と心意気を感じてしまいます。

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