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不具合対応のついでに ほかのところも修正する

CSVファイルのデータをkintoneに放り込むのに、
kintone コマンドラインツール(cli-kintone)を使っています。
その cli-kintoneを実行するのに
Power Automate Desktop を利用しています。

たとえばこんなこと👇

上の例では、CSVファイルが1つとか2つの状態でテストを繰り返して、
OK!いける!となったのですが。。。不具合発生!😵


事象

CSVファイルが複数個たまった状態で実行したときに、同じCSVファイルを複数回kintoneへ送信してしまう、という現象が発生しました。
(今回は13個くらいたまっていました)
ファイルがたまった理由は、しばらくkintoneへ送信してなかったから😨

発生理由

  • 対象のCSVファイルが複数あったときは、それらを一括で送信する

  • 送信が済んだファイルは別のフォルダへ移動する

上のようなフローにしていたのですが、別フォルダへの移動が1ファイルずつだったため、

  複数あるファイルのデータを一括で送信
→ 1ファイルだけ移動
→ 残りのファイルのデータを一括で送信
→ 1ファイルだけ移動
→ 残りのファイルのデータを一括で送信
→ 1ファイルだけ移動
→ (ファイルがなくなるまで続く)

オーマイガな感じ

のように動作してしまいました。

ファイル2つの場合のテストもしていたので、その時に気づいてもよかったはずなんですが😫

対処

CSVファイルを1つずつ送信するように変更しました。
送信対象のファイルが複数あったときでも、まとめずに1つずつです。
通常であれば、ファイル数は1か2程度ですので、実行時間も気になりません。


ついでに

この不具合部分の修正だけでもよかったのですが、ついでにフロー全体を見渡して、別の部分の修正もしておきました。

  1. kintoneアプリのフィールドコードを記載したタイトル

  2. kintoneアプリに入れたいデータ

上のような2種類のCSVファイルを、PCにコピーして結合していましたが、PCにコピーせず変数上で行うように修正しました。すぐに不要になるファイルをPC内に残さずに済みますし、フローもちょっと見やすくなったかも。

Power Automate Desktopの変数上でCSVファイルを結合するところで、ちょっと悩みましたが、1つ分かったこともあったので、やってよかったということにしておきます。


不具合対応のついでに、ほかのところも見直しておくことで、
「あの時やっといてよかった~」という時がくるかもしれません。



今回はRPAでしたが、ほかのツールでもそうですよね。

仕様が変わって、できなかったことができるようになったり、
作ったときには思いつかなかった方法を思いついたり。

この部分は要らんやん! とか
こうしたほうがスッキリするやん! とか
そういうことを、できれば先回りしてやっておきたいものです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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