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劇レアな❗️ハイビスカス「インスラリス」とはどんな花かなぁ🎶

「世界で最も貴重な植物」ともいわれるハイビスカスが、大阪「咲くやこの花館」で咲き始めている。学名をヒビスクス・インスラリス(Hibiscus insularis)で、自生地はオーストラリア・ノーフォーク島ですが、現地では絶滅危惧種となっている。
「インスラリス」は、1990年開催の花博に出展されていたもので、花博終了時にオーストラリア政府より譲り受けたものです。これが1995年1月に日本で初めて開花した。少しだけ採れた種子が1995年5月に蒔かれ、2014年1月に二代目が開花したそうです。その後危険分散も兼ねて各地の植物園に譲ってきている。国内の植物園で見られるインスラリスは咲くやこの花館のこのインスラリスが親元になる。

インスラリスの特徴は、開花1日目に雄花状態・2日目は雌花状態となり(雄性先熟)、鳥により他家受粉する様なタイプのものが絶滅し、今は自家受粉できるようになっているそうだ。

インスラリスは、アオイ科フヨウ属の常緑低木である。
葉は小形の卵形で、緑部には波状の鈍鋸歯を持ち、先端部はほぼ鈍頭で、基部では葉柄に連れなり枝に互生する。
花は径7〜10㎝程度の5弁花で、花弁は外方に強く反転する。花色は淡黄白色で、喉部は紅色となる。開花は相対的に短日性(秋に日が短くなると蕾が形成されるタイプ)なので開花は冬となる。
この「インスラリス」は原種であり、殆ど流通はしていない希少種である。
咲くやこの花館での開花の様子を見てみよう


蕾がたくさん付いています

1日目の開花です 雄花の葯は花粉を放出状態かなぁ?   雄性期
雌花の花柱は不規則にダラリとしています  (雄性先熟)

花色がピンク系に変化しています  2日目でしょうか? 雌性期

雌花の花柱がしっかりとして柱頭には葯が付いています
これは、2日目になると、雌花の花柱がしっかり伸びる過程で柱頭が雄花の葯に触れて受粉をする仕組みかなぁと想像する

以上の様に、雄性期から雌性期への変化に合わせて花色も変化する
咲くやこの花館でこの時期に見られる劇レアなハイビスカスの開花である
2024年1月8日現在であるが2月に入っても楽しめる花の一つである
もしかして、種子(実)を見る事ができるのでしょうか?

以上 福ちゃんの散歩道

咲くやこの花館 インスラリスの説明
https://www.sakuyakonohana.jp/botanical/4053/

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