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新しい風を取り入れる必要性

実はギター本体以外のライブ機材を一新しようと思っている。


バンドなどをやった事がない人には「?」かもしれないがギターを演奏するにはギター本体以外にもエフェクターという音を変える装置やアンプという音を出す為のスピーカー、それらをつなぐケーブルが必要だ。


もちろんライブハウスにあるものを借りる事もできるが、

料理人が自分の調理器具を使う様に
スポーツ選手が自分の道具を使う様に
小説家が愛用のペンを使う様に


自分の機材を使った方が自分の音を出す事が容易だ。


そんな機材を本体以外は入れ替えようとしている。

膨大なお金がかかる為、もちろん妻には了承済みだ←ココ大事

家庭のお金を使いはしないが、あとで分かるよりはその機材がいかに自分に必要かを話して了承を貰った方がお互い気持ちいいはずだ。

幸いにもうちの妻は元プレイヤーなので「良い音」や機材への理解がある事が嬉しい。
(逆に何を買っても大体の値段が分かってしまうので先にこれを買うと伝えておいたほうがいいのはこれもある。)


さて、話が逸れてしまったが新しい機材と入れ替えるというのは結構な度胸がいる。


慣れ親しんだ機材の方が当然使いやすいに決まっている。


しかし、この「使いやすいに決まっている」が落とし穴なのではないかと最近思う。


使いやすい事は大事だけれども、いつのまにか自分の今までの機材に固執してしまっていて新たな機材を使おうとしなくなってしまってはいないだろうか?


機材を入れ替えたところで「使いやすい」に変わっていくのは時間の問題だろう。
使っていれば当然慣れてくるはずだ。


少し言い方を変えれば「めんどくさい」という気持ちが混ざってしまい新しい機材を使わない事にしてしまっているのではないだろうか?


今回自分が機材が定まっていなくてどうしようかなと悩んでいたところに続々とタイミングよく機材が発売される。


ほんと誰かに監視されているんじゃないかと思うぐらいに全ての機材が線でつながる感じなのだ。

しかしながらこれは機材を入手して使ってみないと正解かどうかは分からない。
機材システムを組んでみたものの好きな音にならないかもしれない。

しかし新しいものというのは必ず何かを改良したり、より良いものを作ろうと機材メーカーが切磋琢磨して作っている訳だから今までの機材にはない部分や意味があるはずなのだ。


例えば今の時代にMTR(マルチトラックレコーダー)を使って録音する人は皆無だ。

なぜならPCで録音した方が音も編集も持ち運びも断然有利だからだ。

昔から使っていて「使いやすいから」という理由からPCを使わないというのはもったいないだけではなく「流れ」に置いていかれる事になる。


「流れ」を把握した上で「使わない」のと、全く分からず「使えない」というのは意味が違う。


自分の今の現状に満足しないで新しい風をどんどん取り入れるというのは人間関係だけでなく機材面でも大切な事だと思うのです。


#音楽 #機材 #ビジネス #エッセイ #コラム


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