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❸コメディ色強め!第3作目 映画『ドラゴンへの道』ネタバレあり

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)猛龍過江 上映日:1975年01月25日製作国:香港上映時間:100分
監督 ブルース・リー
脚本 ブルース・リー
出演者 ブルース・リー ノラ・ミヤオ チャック・ノリス




ラスボスのチャック・ノリスがちゃんと武術をやってる人なのでブルース・リーとの戦いは見応えがある。

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動きがやはり素人とは違う。

トップの武術家同士の友情のようなものも描かれていて好感。

脚本的にも、実は裏切り者がいましたとか、ボスが思ったよりも極悪人だったりしてラストあたりはちょっと面白い。

ちゃんと警察が介入してきて解決するのもいい。
でもブルース・リーも人殺してるから逮捕されて欲しいけどね(それともあれは正当防衛なの?それともアイツは死んでなかったの?てかそもそも決闘自体が法律違反では?)。


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まぁ、やっぱり言うても、そんなに面白くないですよ。。


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第1作『ドラゴン危機一髪』→第2作目『ドラゴン怒りの鉄拳』→『ドラゴンへの道』

71年11月の第1作『ドラゴン危機一髪』が大ヒット!

こりゃいいってことで72年3月に第2作目『ドラゴン怒りの鉄拳』も興行収入を塗り替える大ヒット!

さらに同じ年の72年12月に、
この第3作目『ドラゴンへの道』公開!
前作とおんなじくらいにヒット!

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今回のブルース・リーはタン・ロン(唐龍)という役。

ローマにある中華料理屋「上海」がギャングからの嫌がらせを受けてて、客も怯えて閑古鳥。

ギャングはこの店を買い取ろうとしてるけど、店主がサインしないので嫌がらせを続けている。

店主はチェン。
亡き父から店を継いだ娘。

この事態を打開するために相談した弁護士が急病になり、
何故か代わりに来たのが中国の田舎者のタン・ロン。

ギャングとタンとの戦いの決着は?

そしてチェンとタンの恋路は?


という話。


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コメディ色が強いですね。

田舎者でちょっと童貞臭もあるタンが、大都会ローマに翻弄させる姿を描くのが導入。



ネタバレは以下に。


ギャングが店に来て暴れて、
空手をやってる中国人の店員たちが戦うが素手のギャングにあっさり負けてしまう。

そこにタン。
中国拳法でギャングたちをあっさり倒していく。
(素人相手に拳法を使ってはいけないという考えはないらしい)

それまで中国人の店員たちもタンを「田舎者」と馬鹿にしていたが、一気にタンを受け入れる。

「空手は辞めた!中国拳法を教えてください!」

しかし、チェンの叔父ワン「こんなことをして厄介なことになるぞ。ここはヤツらの縄張りだ。」

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チェンの自宅にギャングの手下。
銃口を向けながら
「ボスが呼んでる」

しかしタンがあっという間にボコボコにする。

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ボス「俺が欲しいのはあの店だ!何を手こずってる!」

手下の中国人ホー「タンです。カンフーの使い手で。。」

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チェンの部屋のエッチなポスターを見てちょっと興奮してそれを鎮めるタン。

チェンとタン、食事。

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店にギャングたちがやってくる。
銃も持ってる。ボスもいる。
「タン・ロンはどこにいる!」

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タンとチェンはローマ観光。

チェン「あなた独身?」

タン、無視。

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ボスがタンに香港までの航空券を渡す。
「新年は香港で迎えろ」

店の裏手に連れて行かれたタンはナイフを持ったギャングたちを長い棒で倒す。
痛そう。

ギャングたちいっぱい出てくる。
なぜか銃は持ってない。

タン、ダブルヌンチャク!
(持ち歩いてんの!?)

ほんとのナイフの使い手ならヌンチャクに勝てると思うけど、もちろんタンが勝つ。

タン「今度来たら頭をかち割る」
ボスとギャングたち、帰る。

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チェンの叔父ワン「今の状態は危険だ。ロンも殺される。ロンを香港に帰そう。店は売らずにボスと提携という形を取らせてもらおう」

チェン「すべて任せるわ」

チェンの叔父ワン「タンを説得して来い」

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チェン「すぐローマを離れて」

タン「助けに来たのに?」

隣のビルから狙撃されてる。

チェン「暗殺が予告されてるの!」

タン、狙撃手を見つけてお尻にナイフを刺す。
狙撃手は逃亡。

この間にチェンが誘拐されてしまった。

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チェン、ボスのとこで縛られてる。

そこにタンと店員たち。

ぬるいアクションシーンが続いて店員たちが倒されて、タン単独でギャングたちを一掃する。

タンたちは帰る。

ボスの部下「良いアイデアがあります」

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空手の使い手である日本人と
チャック・ノリスが呼ばれて来る。

が、チャック・ノリスはタンにキンタマ2回殴られて負け。

日本人はタンにボコボコにやられたあと店員たちにリンチに遭う。

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日本人をリンチし終えた店員2人を店の叔父ワンがナイフで殺害。

叔父ワン「俺の計画がタンのせいで台無しだ。奴らに店を売った金で上海に帰って家族と暮らしたかった。もう雇われの身はイヤだ!」

ワンは裏切り者でした。

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チャック・ノリスは生きていて、コロッセオでタンと対決。

2人とも上半身裸。
2人でちゃんと準備運動する。

チャックはちゃんと武術ができる人なのでやっぱ動きが素晴らしい。
ものすごい早い。
ラスボスとしての貫禄がある。

チャックが優勢。
倒れたタンに指チッチする。
指チッチはタンのもの。

この戦いを白い子猫が見ている。

指チッチを真似されたタンはスイッチ入ってチャックに反撃。

猫は飽きている。
石ころで遊ぶ。

チャックは右腕と右脚を折られた?
それでも立ち上がるチャック。

もう辞めとけとタンは目で合図するが
引き下がれないチャック。
チャックのアップ。
タンのアップ。
なぜか猫のアップ。
チャックのアップ。
タンのアップ。
なぜか猫のアップ。

襲いかかってきたチャックの首を折った?
チャックの柔道着をチャックにかける。
死んだの?

タンはホーを探す。
ボスの手下の男。ホーって言うのか。

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ボスがやってきてホーを射殺。
裏切り者のワン
もボスによって射殺される。

ボスはタンに向けて銃を打つ。

そこに、警察がやってくる。
チェンが通報した模様。

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墓地。

タン「すべて片付いた。行くよ」
チェン「元気で」

店員のひとり「武器がはびこるこの世界で彼が生きていくのは大変かもしれない」

↑突然このセリフ何。映画の内容と関係ないんだけど。。

すんごい短いエンドール。

おわり。

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