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仕事で誰もが認めなければいけないのは毎日同じ仕事をこなせる人であるべき。

「憧れている人は誰ですか」「尊敬している経営者ってどんな人ですか」と飲みの席だろうと打ち合わせの席だろうと予想だにしないことを聞かれることがあります。

私は劣等感の塊タイプの人なので「仕事している人」をとにかく尊敬しています。

私は別記事でも仕事が苦手と散々言っています。
私ができる仕事なんてたかがしれていて、

「SNSで発信してたらなぜか、仕事に繋がるという強運なこと」
「人と話をすること」
「現実世界に不満があるのでどうやったら改善できるか妄想すること」
「従業員や取引作家の待遇をどうやったら改善できるか考えること」

くらいでしょうか。
結果「考えること」「話をすること」「動くこと」くらいしかできないんですよね。
(もちろん経理処理だったり契約書だったり違う仕事もしてますよ!)

そういう自分がいて、弊社で言うと編集者がいて、それを支える人がいて。

「自分に才能なんてない・・・」と嘆いてる人へ

私は「毎日同じことを当たり前のようにすること」は才能だと思っています。
数字に表れづらく、仕事によっては下手したら歯車くらいにしか思われていない場合や人もいるかもしれませんが過小評価されすぎてます。

仕事はなにをするにしてもゴールが設定されていてそれを達成することです。

弊社で言うと「マンガ依頼するよ!」と言われたら納期が絶対。
漫画家さんで言うとそれに対しての〆切りが絶対。

「そんなのわかってる。あたりまえ。」とだいたいの人が感じると思いますが
私は本当に苦手です。なので基本的な業務は従業員に任せています。
客観的にみてるので管理ができますが当事者になると他業務に圧迫されたりしてもの凄く仕事できないマンになることがあります。

弊社にしっかりした営業がいたら私は現場に出なくても会社はスムーズにまわると思います。

私の場合はそういうバックボーンがあるので人と話をする時に「できるかどうか」がわかるので即答で答えていますが、ごく希に弊社から発注させていただく仕事で「できます!」と言ったのに「●●なので〆切りおくれます~」みたいな軽い人がいます。

こっちはその〆切りを目安に社内業務を調整したりするので
「えっ、その日までにくれるっていいましたやん!その日は打ち合わせとか外して待ってたのに・・・。」と愕然とします。

遅れるのは仕方がない部分もありますが、本当はあってはならないこと。
それを念頭に置いた上で仕事って進めますよね。

編集者さん界隈でよくある話(事実)

編集さんは「漫画家さんへは本当のデッドを教えてはいけない」と言います。対して漫画家さんは「本当のデッドはもう少し後ろなのは知ってる。だから調整してもらえるから」と言います。

このやりとりは二人の問題でもなく関わる人間全てを疲弊します。編集さんが漫画家さんに対して業務過多な依頼をしている場合は除きますが、これやられると基本的には通常業務ではなくなります。緊急のスクラブル体制になります。

写植やる人が残業して対応する。編集者も残業してチェックしたり校正する。印刷所で働く人は残業して待っている。全員が残業がするか、どこかにしわ寄せがきます。

これは電子出版でも似た対応となります。
印刷ないじゃん!とか関係なく「配信日」というのを設定していますし電子書店側にも事前に通知している場合もあるし、読者も待ってます。
(読者から本当に問い合わせくるんですから!)

有名な話なので例題で漫画家さんの話を出して申し訳ないですが、
写植をルーティとしてやり続けること、毎日朝刊を配っている新聞配達員。

全ての仕事で当たり前のことをちゃんとできる人は才能であり
これをしっかりとできない人は「あなたに依頼する理由」がなくなったら信用がないので仕事を無くしますし助けてもくれません。

逆にコツコツと積み重ねてきた人は信頼度が高く仕事が途切れることもすくなかったり人を紹介してもらえる事が多いのではないでしょうか。

自戒も込めて本当に気をつけたいと思います。

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