文学フリマ出店でかかった経費を書き出した
文学フリマ出店で、かかった経費を書き出した。
文学フリマ出店、デカかった経費を書き出した。
どちらで捉えてもらってもいいようなタイトルにしてみました。
現実的にお金について洗い出しておくのも必要なことなのでここに記しておきます。
※細かい数字がダルいので約となる部分をお許しください。
約5万〜!
それでは細かく振り返っていきます!
◆経費
出店料
文学フリマ東京で出店する場合、1区間(長机の半分)で6500円かかる。ここは必須。僕はまだ弱小個人なので1ブースで充分です。(“まだ”に込められた野心)
長机を丸々使いたい場合は2区間で13000円。大型サークルや、ゆとりを持ちたい人はこちら。
さらに同行者のための椅子を申し込むと一個につき800円。今回は僕は妻と一緒に行ったので
6500円+800円で7300円。
印刷代
個人的にかなりやらかした部分。
エッセイ集35冊……16790円(1冊480円)
自由律俳句集55冊……14290円(1冊260円)
合計31080円
印刷所は『ちょ古っ都製本工房』さん。大変お安くて質も良い。今回初めて注文したけど大満足でした。
自由律俳句集は気持ち多めの55冊。まぁ50だと思っていただければ。(自分で持つ用とか文学フリマでの見本誌用とか予備とかで+5冊にしたイメージです)
在庫を抱えたくない方は20〜30冊くらいがいいかも。
では、何をやらかしたのか。それは注文の日程。簡単に言うとギリギリに注文したのでコストが上がった。
印刷所は一般的にゆとりを持つと安く注文できる。逆に翌日出荷とかだと高くなる。今回僕はエッセイの完成が予定より伸びに伸びて「翌日出荷じゃないと間に合わなくね!?」ってとこまでいってしまった。
同じ物なのに費用に差が出る。これは嫌だ。できるだけ早く作ろうと心に決めた。
原価480円で500円で売るなんて泣けるね(通販は値上げしてます。すいません)
フリーペーパー
こちらもやらかし。「来場者が多いからフリーペーパーを早々に配り終わった」という経験談を事前によく見ていた。
せっかくの機会を無駄にしたくない。足りないよりは余る方がいいと思い200部をGO。Canvaというアプリで作ったデザインをラクスルで注文。約4000円。1部20円くらい。ちなみにこちらもゆとりを持って頼めばもっと安くなります。。
ブース展示用グッズ
・ポスタースタンド…1000円
・細かい物…約1000円
(値札立て×4、イーゼル、コインケース、お金トレー、コピー代など…)
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以下、もともと持ってた物を使用したので経費には入れず。参考まで。
・机に敷く布…1000円くらい
・スマホ立て×2(見本置きに応用)…300円
・アタッシュケース(荷物を入れる用+高さを出すために使用)…2000円くらい
InDesign
印刷データを作るためのソフト。AdobeのInDesign。月で2700円ほどかかる。苦戦しながらも独学で1からやり方を覚えて何とか本作れました。
費用を抑えたい人は作成期間の1ヶ月だけ契約するとかでもいいかも。
ただ、僕は契約し続けます。思い立った時にデータを作れるから。何よりも大事なのは創作意欲を枯らさないことだ。ありがとうInDesign。これからもよろしく。使い方まだ全然わからんけど。
交通費
神奈川県からだと1500円くらい。行きは電車とバス。帰りは電車+25分くらい歩くルートにした。
遠征組の方は大変だ。
昼食
昼食は開場前にパンだけ。他は食べる余裕なし。
喉は爆裂に乾くので飲み物はたくさん持って行きましょう。私、500ml×3本ほぼ飲み切りました。
送料
リュックに詰め込んで自力で持って行ったので送料は無し。ただ、結構疲れる。
出店のための出費合計、約49000円。
経費ではないけど、ここからさらに人の本を買ったからさらに上乗せ。経済回したね。心がダンスするいいからお金の使い方。
◆売り上げ
500円×30冊=15,000円
残り冊数が50冊以上あり。
通販はちょっと値上がるので全部売れればトントンまでいけるか。といった感じ。
◆理想
理想を書いておこう。というか目標。
ある程度の物は揃ったから無駄を省いていく。次は黒字に持っていきたいところ。
そして次回は60冊は売りたい!!
あら。これでもマイナスか。
利益出すなら部数増やすか値上げするかってことか。全部を黒字にするのは大変ね。
ふむ。お金は大事だ。
活動を続けるために向き合いながら戦っていく。
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