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丸付けはその場で即座にしよう

お子さんとワークをする際、答え合わせをする時には《その場で》《即座に》丸付けをするようにして下さい。一生懸命に取組んだワークやプリントに対しその場で反応を返すことはとても大切です。丸付けをその場で行うことで、合っていた問題、間違っていた問題を即座に双方で把握することが出来ます。間違っていた問題に対しては×を付けるのではなく、幼いお子さんであれば何か別の印や無印とし「ここは間違いだったよ」と教えます。そして、間違った問題に対する《解き方》を教えて下さい。子どもは特に年齢が低い程、学習への集中力や維持出来る時間が短いので《その場で教える》ことは大切です。これはしつけやマナーを教える際にも同じことが言えますが、後になってから「あの時は~~でこうすべきだった」「あの時の~~がいけなかった」と言っても子ども達にとっては何のことやら???「忘れちゃった!」で済まされてしまう恐れがあります。実際、本当に忘れてしまったのか、あるいは都合が悪い話は聞きたくないのか?そこは子ども本人にしか分かりませんが、後から言うより《その場で》伝えるよう心掛けて下さい。もちろん、お子さんの年齢が上がってくるに連れ、時間を置いても大丈夫なことも増えてきますので、その辺りは状況を見つつ判断しましょう。

【家庭学習、その環境を活かそう】その場で即座に丸付けが出来る、これはつまりお子さんが学習する際に大人(保護者の方)がすぐ傍に居るということです。これは当教室でのレッスンでも同様ですが、お子さんがつまずいた問題、解き方が分からない問題をすぐに把握出来る環境は学習指導、学習理解において有利に働きます。ここが通信教育とは異なる点です。時間が経ってお子さんの記憶、関心が曖昧になる前に《丸付け》をする、たったこれだけで子ども達のやる気は上がります。特に頑張った問題に対しては大きな花丸を付けたり、ご褒美シールを貼るなど《言葉掛け》+《目に見える形》での評価をしてほしいと思います。

【解説が詳しいテキストを選ぼう】幼児~小学生のお子さんの自宅学習におすすめの教材は以前、記事にしました。絵柄や文字の大きさなどの好みもあると思うので、テキストを購入される際には出来れば実物を手に取り確かめてから購入されることをおすすめします。また、シリーズものの場合はまずは1冊、お試しに購入されてお子さんの食いつき、学習効果が望めるかを確かめます。その上で良さそうならシリーズで揃えられるといいと思います。保護者の方のお話を聞いているとネットの口コミを見てテキストを購入したが・・・『問題が難しくて出来ません』『絵柄が嫌いなようで手付かずです』など一度に沢山購入されたテキストが無駄になってしまったというお話も聞きます。テキストの良し悪しを見分けるのは実際に使ってみないと分からないという点もありますが、私は《解説が詳しい》ものを選ぶようにしています。特に小学校高学年ともなると答えだけが記載されていても《解き方》や《解説》が記載されていなければあまり意味がないと思います。もちろん、計算ドリルや漢字ドリルであればそれでもいいのですが、文章題中心のテキストを選ぶ際には《解説の質》を確認することは重要です。

今日はご家庭でワークやテキストを取組む際に《その場で》《即座に》丸付けをすることのメリットについてお話しました。せっかくお互いが近くに居るのですから行動に対し《反応をする》ことはコミュニケーションの観点からも大切にしたいことです。赤ペンで大きな花丸を書いている私の手元を見るお子さんの顔はそれはもう!いつもキラキラに輝いています。「やったー!花丸だ~」そんな声が聞けるから、輝く瞳が見れるから私は教えることが好きなのだと思います。

次回もどうぞ、お楽しみに。


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