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家庭学習の相棒は定番「教科書ワーク」

教科書が配布されたら、まずはじめにすることは・・・そう、落丁・乱丁のチェックです。めったに起きることはありませんが、過去に何度かページの抜けがあり、交換してもらった話を聞いたことがあります。そして次にすることは、《記名》です。1年間(場合によってはその後も)お世話になる教科書の記名は出来るだけ丁寧な文字で書くようにしましょう。間違えて前年度の学年やクラスを書いてしまうことも、あるあるですが、落ち着いて書くようにして下さいね。そして、自宅でも『どんなことを習うのかな』と新しい教科書をパラパラ眺めたり、読んだりしてみるといいですね。

そして、ここからは保護者の出番です。お子さんが新しい教科書を持ち帰ったら、《出版元》の確認をして下さい。通年、使用する教科書は決まっているので、変更があれば事前に学校側からお知らせがあるとは思いますが、念のために確認しましょう。出版社が分かったら、その教科書に対応したドリルを買い求め、家庭学習に活用するのがベストだと思います。教科書に沿った内容の物を選ぶことで、学校の授業のペースを見ながら学習をすることが出来るのでとても効率的です。また、それらのドリルに取り組むことで、単元やまとめのテスト対策(カラーテスト)にもなります。どのテキスト、ドリルを購入しようか悩まれたら、私は定番の《教科書ワーク》をおすすめしています。この時期、書店では目立つ場所に陳列されているはずです。*私立・国立小の場合、使用している教科書が公立小とは異なることがあるので、間違って購入しないよう確認して下さい。同じようなコンセプトの《教科書ぴったりトレーニング》もありますが、私自身が長年、子どもに使用した感じでは、先に挙げた《教科書ワーク》がおすすめです。この他にも、漢字の学習には《ドリルの王様》シリーズの漢字のドリルが使い易いと思います。

《市販の問題集を選ぶ時は》カラー印刷や挿絵があると、特に低学年のお子さんはやる気アップに繋がると思います。また解答集が答えのみ掲載されているものだと、答え合わせの際、正解か不正解かしか分かりません。解答と一緒に詳しい解説が載っている問題集を選ぶことをおすすめします。解き方が分からない問題は解説を読んで、理解に繋げることが出来るので、とても役立ちます。


低学年では、算数・国語の2教科を揃えれば、十分です。中学年以降は、お子さんの家庭学習の状況により、理科・社会もあるといいと思います。教科書ワークはとても、使い易く、私の周囲でも家庭学習を軸としているご家庭では好評です。(はじめにテキスト代は掛かりますが、塾代を考えると安価ですし、コスパはバッチリです)ただ、教科書ワークはあくまで、教科書に沿った問題が中心のテキストです。応用問題はほとんど出てこないので、『もっと難易度の高い問題を解きたい』と思われる方は、追加で他のテキストの購入もいいと思います。私の教室では、小学生は学習フォローアップコース、つまり、基礎学習が基本なので、登場することはありませんが・・・少しレベルの高いテキストもご紹介します。《文理のハイレベル算数ドリル500題》や《四谷大塚のはなまるリトル》などは学校で習うレベルでは物足りないお子さん、既に基礎力がしっかり身に付いているお子さん、中学受験を目指すお子さん向きです。こちらのテキストは、問題のレベルが高いので、お子さん自身のやる気はもちろん、お子さんのレベルと問題のレベルが見合っているか、頑張れば解けそうかを確認してから購入する方がいいでしょう。

さぁ、教科書ワークを揃えたら、1年間の家庭学習の心強い相棒と出会ったと言えます。せっかく購入したものなので、しっかりと活用して、学習の理解を深めてほしいと思います。我が家では、算数に限っては、教科書ワークだけでは少し物足りないので、(かといってハイレべ問題をするほどではない)ネットで見つけたプリントを使うこともあります。ネットで探すと、無料で使用出来るプリントはたくさんありますし、完成度の高いものも多いです。ただし、やはり出版物ではないので、答えや問題にミスを見つけることも少なくありません。ネットからのプリントを使用する際は、保護者の方が《問題のレベルを判断出来る》場合のみ、活用しましょう。学年だけを見て、次々やらせてみても、的違いな問題では意味がありません。ご相談いただければ、お子さん一人一人に合った学習法やテキストやドリル、プリント類をアドバイス致しますので、お気軽にご連絡下さい。

家庭学習は学習の基本です。継続することで、学習習慣が身に付くだけでなく、時間やお金の節約にもなります。家庭学習はとても、効率的だということです。当教室では、小学生向けには学習フォローコース(5教科対応)・作文教室での文章指導をしています。レッスンで使用するテキストは、ご相談の上、各自の持参したもの、私が用意するプリントを使うので、教材費は掛かりません。只今、新規生徒さんを募集中です。体験レッスンも受け付けていますので、皆様からのお問合せ、お待ちしております。tomo先生と一緒に楽しくお勉強しましょう。

それでは、次回もどうぞ、お楽しみに


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