見出し画像

大河ドラマ『光る君へ』第14話・星落ちてなお×本屋さんに行ってみよう

今日も観ました大河ドラマ。
亡き父曰く、『テレビみるならNHK』の教えに従いみています。
バラエティ見ていると小言のように言われ続けたこの言葉ですがいい番組多くて好きなので良い父の教えだったかなと今なら思えます。

なかなかドラマをみる余裕がなく定期的に観ているのは『光る君へ』だけなのですが、新朝ドラ『虎に翼』なんだかおもしろそうだなーとXやnote記事をみて思っています。

そして、今日は14話のあと『坂本龍一 最後の日々』ON AIR。

ああ、今日の一日の終り、大河ドラマにNHKスペシャルにしっとりと大忙しだ。

NHK余談でした。
で、本題の『光る君へ』です。



・『光る君へ』〜13話振返り

前回は兼家の老いに時代が新しい世代へと変わっていく所が一番印象に残りましたが、インパクト大だったのは明子様でした。
呪詛アイテム(兼家の扇)をゲットして微笑む。
そして妊娠中に呪詛するとは。
『鎌倉殿の13人』も呪詛はありましたが恨みつらみで呪詛より政権や権力争いが絡んだ呪詛だったのに対し、平安時代は一個人ピンポイント呪詛なので恨みの強さがあり過ぎてなかなか怖いです。

今回は『星落ちてなお』巨星・兼家がこの世を去ります。
段田さんの演技も楽しみです!


・『光る君へ』14話を観る

兼家の最後、段田さんの老いの演技が素晴らしい!家の繁栄のためにすべてを捧げた男が去りました。月明かりの中、、ただ穏やかな心で迎えるのかと思われた最期の時、今まで犯してきた罪が押し寄せてきたかのような赤く黒く染まった月に明子様の呪詛が恐ろしかったです。

今回は兼家亡き後の道隆の独裁政治が始まり政治色の強い回でした。
父がいなくなり、自らの足で歩みださなければいけなくなった道長がどんな風に変貌し政治の中心人物になるのか変化が楽しみですが今はまだ力がなく何もできない道長、何もできないまひろ、もどかしさが募る回でした。


(・14話おまけ)


ミチカネっ!死期の近い父に『この老いぼれがっ!とっとと死ねっ!!』はないと思うぞ!
お暇を願い出る泣きのいとがおもしろかった!じわじわくる!!
明子様、、子をなくし道長の優しさに触れる。かな??
懐が深い風だけど怖いんだよね〜倫子さまの言い方、と道長も思ってる?
清少納言の『自分のために生きたい!』かっこいいな。後に『枕草子』を残すんだもんね。
『特別な絆』の2人が同じ悩みを抱え同じ月をみている。

・『紀行のコーナー』

『蜻蛉日記』著者・道綱母と兼家の川を隔てた歌の詠み合い。青春だね。

~京都府宇治市~

≪宇治橋≫
JR「宇治」下車、徒歩10分


・『光る君へ』関連本

今回紀行のコーナーでも多く取り上げられた『蜻蛉日記』
角川ソフィア文庫から現代語訳が原文と共に出ています!
道綱母の目線で見る兼家もおもしろそう♡

本屋さんで手に取ってみてはいかがでしょうか。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文