藤原道長

紫式部も被害者! セクシャル・ハラスメントだらけの『源氏物語』

今回は暗い話になるが、ご了承いただきたい。
ハリウッドではじまった、「me too」運動をきっかけに、
「セクハラに対し沈黙しない」
運動が巻き起こり、日本でも官僚や芸能人によるセクハラが次々と告発されている。特にテレビ朝日の女性記者が、財務省の事務次官にセクハラを受けた事件では、「官僚」「マスコミ」「政権与党」「野党」の全てに、人権感覚がないことが明らかになるという絶望っぷりである。
そもそも「

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天皇系図で学ぶ高校日本史

高校日本史の教科書は時系列になっていません。また、系図は簡単なものが収録されているだけです。そこで、わかりやすい系図を作り、それに沿って時系列で日本史を説明していく動画を作りました。

説明を系図という幹に絞り枝葉末節を省略すると、わかりやすい日本史になります。天皇系図はすべての時代を作成、平安時代は藤原氏の系図、鎌倉時代は将軍の系図を作り、天皇系図に関連付けて神武天皇から後醍醐天皇までを説明して

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絶世の美女 小野小町

平安時代も初期といっていい頃だろう。
第55代文徳天皇の御代である。

平安時代は、あまり人気の無い時代でもある。
戦国時代など武力で他人の領地を奪った方が勝ちという、分かり易い時代ではない事も一因であると思っている。

ドロドロとした陰謀が渦巻く時代。
死刑になることは無いが、一歩つまづけば忽ち左遷か無位無官に追い込まれてしまう。

藤原氏は奈良時代後期から一大勢力にはなっていたものの、その地位

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日本史のよくある質問19 「武士」とは①

さて、前回、荘園に関する記事の最後に、次回の記事では「武士」について触れます!と書きました。

実は、「武士」の定義は意外に難しくて、例年こんな感じの質問があります。
江戸時代くらいになるとこういう質問が出やすくなる印象です。
恐らく、私の授業の中では色々な武士が出てきたので、「結局武士って何なの?」となるんだと思います(笑)

生徒:
結局のところ、「武士」ってどういう人たちなんですか?
例えば

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ありがとうございます!今日が良い1日でありますように!
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NEWS ファインマン

「おめでとうございます、ファインマンさん」って言いたくなるような NEWS をお送りします。
 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』をはじめ楽しい著作も多い1965年のノーベル賞受賞者ファインマンさん(うん、やっぱり「さん」つけちゃうよね。)は、どうも今年が生誕100年にして没後30年にあたるらしい。つまりファインマンさん(1918年5月11日 - 1988年2月15日)は70歳を目前に亡くなった

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ウフフな気分でさらに一杯になります! 有難うございます
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届くようで届かないもの

私は仕事納めはしていて、休養をとりながら、家事をする日が続いています。

娘が「分からなーい」と叫ぶ古文を時々見て教えられるところは教えるのですが、ふと思い出すことがあります。

古文とは関係がないけれど、日本史の藤原道長が藤原家の栄光について、月に例えて詠んでいる歌があるんです。

結局は、道長が思ったようには物事は進まなかったのですけれどね。

月はどうやっても手には届かなくて、美しくても、取

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NEWS 藤原道長

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 虧たることも なしと思へば
藤原道長(966年 - 1028年)

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 NEWSをお送りします。えー千年前のネタで現代のNEWSを語ろうと試みるスローなペースのワタシ YI STUDIO でございます。

 藤原道長は平安時代の藤原氏の絶頂期を象徴する成功者なので当然京都生まれです。千年後の京都新聞デジタル版などにこんな風に紹介されました。

 

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日本史のよくある質問 その17 「荘園」とは?⑦

前回の記事では、国司と開発領主の微妙な力関係、そして「職」の世襲化と「受領」の出現について触れました。

今回の記事では、それらを踏まえ、摂関家に対する荘園の寄進、その実像について、藤原道長・頼道親子(摂関政治全盛期)を中心に触れていきたいと思います。

というわけで今回のテーマは

「藤原道長・頼道の荘園とは」

です。

さて、高校などで日本史の授業を受けた際の記憶がある方は、藤原一族でも最も

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リクエストも募集しています!よろしくお願いします<m(__)m>
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「望月の歌」に関する私見

2018年11月23日は、藤原道長がかの有名な

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

という歌を詠んでから、ちょうど1000年目の満月です。

2018年11月23日の月 藤原道長が「望月の歌」を詠んでから1000年目の満月

この歌は、当時権力の絶頂にあった藤原道長が自らの栄華を誇らしげに詠んだものであるとされています。が、道長自身はこの歌を、実は闇に葬りたかった

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老いを「衰え」にするか「成熟」にするかは、あなた次第です。

藤原道長「この世をば…」の和歌から一千年の満月。新しい解釈を示す論文も。

目次【2018年11月23日 季節のお便り・号外】
・2018年11月23日は「この世をば…」の藤原道長の和歌から一千年目。
・本人の日記には残されていない?「望月の和歌」にまつわるエピソード。
・権力誇示というより親バカ?今年発表された望月の和歌の新たな解釈。
・直近の香筵のお知らせ:12/8(土)香道体験会@東京国立博物館 茶室

2018年11月23日は「この世をば…」の藤原道長の和歌から一

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