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朝型・夜型人間のメリットデメリットと、自分を知り向き合うということ

朝の散歩話をすると、必ず周りの人から「健康的」や「意識高い」と言われる私。世間的にも朝型人間は意識高い系と思われているようですが、朝型にもデメリットはあるのです。

 つい先日まで鳴いていたセミもすっかりいなくなり、雲の流れも秋らしくなってきました。今年からほぼ毎日、続けている朝の散歩もあまり汗ばむことなく、心地よく行うことができています。先日は銀杏からの『ぎんなん落下攻撃』をくらい、若干秋らしいにおい(?)になりました(泣)。


 さて、人を朝型か夜型かにわけるとすると、私はおそらく朝型の人間になります。
 喜んで早起きするタイプではないですが、夜遅くまで活動をするのなら、朝起きてやるべきことをやるほうが、自分に合っているように思います。何気なく始めた朝の散歩もあまり苦ではなく、むしろ、やらなければその日一日良いパフォーマンスができないようにも思います。

 私たちが何気なく使っている朝型・夜型とは、『時間遺伝子』という遺伝子である程度決まっているとのことです。時間遺伝子は、植物や動物にも備わっており、その遺伝子によって一日の生活リズムが決まっているとのこと。
 人の場合、時間遺伝子の感覚では、1日が平均25時間と把握しているようです。朝一に朝日を浴びることで、その若干狂った時間をリセットし、それにより体内のリズムを一日の変化に合わせやすくなるようです。
 ならば朝型のほうが良いのかというと、決してそうだとも言い切れません。
 先ほど述べたように、人には朝型・夜型があります。朝型夜型のメリットデメリットを調べてみると、朝型は時間管理能力が高くなる一方、不規則な生活を強いられたときに対応ができなく体調を崩しやすくなることが多々あります。夜型の人は、集中力の持続時間が長く生活の変化に柔軟に対応しやすい、一方で、それにより自律神経の乱れやすさは朝型の方より高くなります。どちらも一長一短といったところでしょうか?

 私が朝型の生活を意識しだしたのは、自身の精神疾患体験からです。自律神経の乱れのせいで、感情の起伏が意思に反して激しくなり、自分自身がその感情の振り回されて疲れ切ってしまうということが多々ありました。それを最小限に抑えるためにも、朝の散歩で朝日を浴びる習慣を続けています。
体内時計をリセットするためにも朝活はおススメですが、決してみんながそれに当てはまるということではないということが今回で分かりました。せめて、自身がどちらに分類されるかということを把握したうえで、メリットを生かし、デメリットと向き合うことで、より健康的な生活ができるのではないでしょうか?

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朝から攻撃をしかけてきた銀杏たち。生命の力強さを肌で感じることができるのも、朝散歩のメリットかもしれませんね。


【本日の参考ページ】
時計遺伝子のメカニズム
https://www.yakult.co.jp/healthist/img/202/pdf/p24_27.pdf

再春館製薬所 睡眠習慣はクロノタイプ・遺伝子で決まる? 朝型・夜型の特徴や朝型への変え方をご紹介
https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/lifestyle/morning_and_night_type/

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