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「the HIATUS」について

お久しぶりです。クニタケです。愛知県に来て10年目、サラリーマンも同じく10年目になりました。そしてこの度、4回目の転勤および6回目の引越しを敢行中でございます。超やることがあってブログを書いている場合じゃないですが、月1更新をどうしても途絶えさせたくないので無理して書いてます…


今回のテーマは、僕が愛してやまないバンド「the HIATUS」について考察しました。最近、「Our Secret Spot」という6thアルバムを発売したので、過去のアルバムを勝手に振り返りたいと思います。まずはthe HIATUSの概略をどうぞ。


〜the HIATUS〜 ELLEGARDENのフロントマン・細美武士が同バンドの活動休止中に立ち上げた日本のロックバンド。メンバーは細美(v, g)のほか、masasucks(g)、ウエノコウジ(b)、柏倉隆史(ds)、伊澤一葉(key)、一瀬正和(ds)の6名 ※Wikipediaより抜粋


1stアルバム「Trash We'd Love」

個人的印象としては、ELLEGARDENの続きのようで、質感は似ています。ピアノが入ることで美メロが際立ちますが、エモロックテイストは健在です。ELLEGARDEN好きは、まずここから入ると間違いないと思います。リードトラックの「The Flare」はメンバーの演奏が爆発してます。感情の爆発です。


2ndアルバム「ANOMALY」

前作同様ロックテイストは残してあるんですが、端的に言うとです。アルバムを通して暗いです。「Antibiotic」という曲では、抗生物質を俺にぶち込んでくれ…と歌っています。僕も発売当時に、すごく精神的に落ち込んでいたので、1日中部屋にこもって「Antibiotic」を聞いていました。鬱かな?


3rdアルバム「A World Of Pandemonium」

正直言ってこれが1番好きです。初めて聞いた時、「これはやられたな!」と思いました。もうロック色ではなくアコースティックポップに特化しています。Sigur ros の美の部分を抽出して、日本人が持つ和のメロディーと融合させたみたいな感じです。「Shimmer」という曲が爽やかすぎて、夕暮れの街を散歩しながら聞くと遥か彼方の地平線が見えるような気がします。


4thアルバム「Keeper Of The Flame」

この作品は冒険しています。テクノビート調が多く、同期を多用しています。細美さんはなぜかDJしてるし、ハンドマイクで歌っています。リードトラックの「Thirst」かっこいいですね。ギターのサスティーンが鳴り、徐々に同期音が重なってきます。これはこれであり!って感じです。


5thアルバム「Hands Of Gravity」

あのですね「key 伊澤一葉」「dr 柏倉隆史」が仕事しすぎです!笑。ピアノロックといかジャズというか完全に二人のセッションから作ったでしょ?って感じの曲が多いです。リードトラックの「Bonefire」。伊澤さんのピアノ捌きと、柏倉さんのタイト過ぎるドラムが凄えす。絶対、コピー出来ません。


6thアルバム「Our Secret Spot」

最新作は率直な感想として、アダルト(大人)になったな!笑 と思いました。シティポップ・AORを感じます。10年の月日を経ても尚、成長しています。ある意味、時代の流行も取り入れつつ、ハイエイタスらしさも残しています。1曲目の「Hunger」。イントロからエモいです。でも過激にサビで盛り上がったりしません。大人になっています。


大変長くなりましたが、これでアルバムレビュー終了です。ELLEGARDENの復活嬉しいですね。the HIATUSもMONOEYESもガンガン突き進んで欲しいです。僕ら世代のボーカリストは「細美武士」に憧れて、ギタリストは「生形真一」を目指します。これが鉄板です。じゃあこれくらいで。アディオス!


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