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ふみこい

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just 30のこじらせ女が恋模様をつづります
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待つという選択肢。

頭でわかっていることを、心で納得する。

この「整理」というものは、日常生活においてよく起こりうることのくせに、とても難しい。

人はなんで期待なんてするんだろう、と、ちょっと冷えた頭で考えてみる。

今日は、30回目の誕生日。

20代のころは、「ディズニーバースデー」とか、

「おしゃれな場所で、素敵なプレゼント」とかをほしがっていたのに、

今、一番ほしいのは『好きな人からの「おめでとう」』

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泣ける準備はしていても、涙がでてこない

仕事中、ちょっと理不尽なことが起こる。

耐えられないわけではない。耐えられるくらいのこと。

でも、世界に置いて行かれたような気がして、社会に取り残されたような気がして、

急に怖くなって、泣きそうになる感覚に襲われる。

ただ、涙が出てこない。

泣いたほうが楽。デトックスができる。

なのに、いつからか泣くことができなくなってた。

去年の暮、同僚と忘年会の帰り道、酔っ払って事件が起きた。

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選択肢

「王手」と呼ばれる20代最後の夏を間近に、先日東京で、少し長い間滞在することがあった。

徳島に引っ越したからか、急に東京が遠く感じたのもあり、休みをとって友人と会い、「日常」を体験する時間を作った。

朝のラッシュにのってみる、馴染みの店に行ってみる、東京にしかない芸術鑑賞をしてみる。
想像通りに、知らない間に、知らないスピードで街が変わっていっていた。

ただ、今回の旅でダメージを受けたのは「

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やり直したい1日。

朝目覚めて、携帯の日付をみる。

あの土曜日から1週間がたったのかと、目に入ってきた情報を無理矢理、オフにした。

もう一度眠ろうか考えてもどうも、難しい。
ずきんとする頭を少しあげて、うつ伏せになった。

少し目を上げると、1週間前に悩んだ「戦闘服」たちが無造作に置かれている状態に気がつく。
また、いらぬ情報を手にして私は急いでふとんをかぶった。

ベッドの暗闇はタイムマシーンのごとく、「あの土

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鈍い痛みを無駄にしない方法

新年早々、デートでうまくいかず鈍い痛みを抱えています。

理由は、久々のデートにどうすればいいかわからず時間がない中、テンパってしまいしちゃいけないミスを連発したことにあります。

恋の芽ってタイミングがうまくいかないと、
枯れちゃうし、大きくなりすぎて上手く育たなくなっちゃうんだろうね。

あー。振られた感じがしてにぶーい痛みと戦ってます。

恋愛市場においては、
「選ばれる・選ばれない」という

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霜月のしずく

手を伸ばしても届かない、
そんな相手だってことはわかってた。

もう何年も、何年も。。
彼に恋していたのは高校生のころ。
出会ったのは塾だった。

みんなの人気者だった彼には、憧れの気持ちが強くて、相手にしてもらえなくて、ほのかに抱いた恋心はそっとふうをした。

高校を卒業するころ、一度彼の家に遊びに行かせてもらったことがある。
そのときだ。彼のお母様になげかけられた「どちらの高校?」という会話で

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