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#5 看護師に受けのいい患者さん、よくない患者さんとは。ナースのお仕事③〜視力は大事だよねって話〜

先日、自動車運転免許更新の手続きに行ってきました。
受付を済ませて待っていると、窓口で視力検査をしている80代と思しきおじいちゃんがいまして。
なんだか様子がおかしい。
ランドルト環が二重に見える。ですと。
今月末に白内障の手術を控えている。
いやいや、おじいちゃん、ここまでどうやって来たの?
調子がいい悪いがある人に自動車を運転させてもいいの?
はらはらしながらやりとりを聞いていました。
結果、免許の有効期限は来月いっぱいなので、手術が終わって調子のいい時にもう一度検査しましょう、ということになったようです。
手術までは調査悪いまま、複視で過ごすってことでしょうよ・・。
もらい事故に注意しようと思いました。

1.白内障の手術を受ける人の背景は様々。

ここで、思い出した白内障手術を受けたおじいさま。
70代前半だったかな。
ふみ「見え具合はどうですか?」
患者さん「よく見える。帰ったらうちの奥さんの綺麗な顔がよく見られる。嬉しいなあ」
ふみ「はい大正解!!」
鮮明な視界を取り戻して見えるものがそのように素敵なものであるなら、主治医の先生も喜ばれることでしょう。
心が綺麗な人は綺麗なものが見えるなどとはよく言ったものです。

2.看護師に受けのいい患者さん、あるいはよくない患者さんの違い。

70代になってもなお、奥さんを大切に思っている、またそれをナチュラルにさらっと表現できる。
独身看護師、そういうスマートな惚気話は大好物です。
結婚に対してポジティブなイメージがつきますしね。
ナースステーションや休憩室でもいい感じの噂話になって心温まります。

逆に、なんていうか(うん?)っていう患者さんもいます。
入院してきた日に「入院したら看護師さんにちやちほしてもらえる」などとのたまった患者さんには、言うまでもなく心理的な距離を取りました。
そんなこと言う患者さんのことも、すぐに噂話になって看護師から色眼鏡で見られてしまうことになります。

私たちはそういったサービスは提供しておりません。

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